ボジョレーヌヴォーってなに?解禁日とは?美味しい飲み方は?
2015/10/09
11月に近づくとワイン好きな人達はフランスワインのボジョレーヌヴォーの話題になりますね。
ワインを飲まない人達も名前だけは聞いたことがあるんではないですか。
ところでこのボジョレーヌヴォーって何?どんなワイン?解禁日って?と疑問に思っている人も
いるんではないですか。
この疑問を説明していきます。
ボジョレーヌヴォーってなに?
フランスのブルゴーニュ地方のボジョレーのなだらかな丘陵地帯で
造られた新酒のワインなんです。
ヌヴォーは収穫したばかりの新酒(ヌヴォー)のことでなんです。
ようするに日本的に考えると、地方の名前と新酒という言葉を繋げてできた言葉です。
それがボジョレーヌヴォーとなっているんです。
ところでこの名前、日本ではいろいろな呼び方がされているんですね。
ボージョレーヌーボー、ボジョレーヌヴォー、ボージョレヌヴォーなど、いろいろと呼ばれているんです。
わたしはボジョレーヌヴォーでいきます。
試し飲酒のため、一般のワインが生産されるより早く試し飲みできなければ意味がないために、
ヌヴォー(試し新酒)用のボジョレーは、ぶどうを収穫したらすぐに醸造して、ボトルに詰めて、
収穫したその年の11月に出荷を終わらせなければならないんです。
ようするに、ヌヴォー仕様で軽い感じで仕上がった赤ワインなんです。
なんで解禁日が11月の第三木曜日なの?
1951年にフランス政府によって11月15日を解禁日として発売することが認められ、
パリにあるレストラン、飲食店からブームになり、
そして 1970年代からはその新鮮な味わいが世界中に知られることとなり、
日本にもブームが沸き起こったんです。
しかし、良く考えてみると、解禁日を決めてしまうと、その年によっては土曜日や日曜日に当たることがあるため、
売れ行きに大きく影響を受けたんです。
フランスを含め、ヨーロッパでは日曜日はほとんどのお店が休みで、ワインの売り上げも大きく影響し、
それでフランス政府が1984年に解決策を考えたんです。そこで出てきた案が、
「毎年、11月の第3木曜日」という、毎年変動する解禁日に設定したというわけなんです。
美味しい飲み方は?
新鮮かつフレッシュさが売り物のボジョレーヌヴォーは、
少し冷やして飲んだほうがすっきりと味わえますよ。
普通のワインの場合、冷やしすぎるとタンニンによる渋みが強くなり、飲みにくくなってしまうんですが、
ボジョレーヌヴォーは渋みが出ないような造り方をしているのでその心配はないんです。
冷蔵庫で1時間くらい冷やしてから、料理と一緒に飲んでみてください。
ボジョレーヌヴォーは早飲みタイプのワインなので、買った後は、なるべく早いうちに飲んでください。
まとめ
ボジョレーヌヴォーはフランスのブルゴーニュ地方のボジョレーのなだらかな丘陵地帯で
造られた新酒のワインです。
解禁日は毎年、11月の第3木曜日です。
美味しく飲むには冷蔵庫で1時間くらい冷やしてから飲む。