ラーメンを食べても太らないプラシーボ効果ってなに?
ダイエットをしているときは、食欲をガマンすることが多いかと思いますが、ガマンしすぎてしまうと、
ストレスホルモンである「コルチゾール」が分泌されて逆に太りやすくなってしまいます。
よくある「ストレス太り」というのは、このコルチゾールが原因です。
ラーメンは美味しいけれど、炭水化物と脂肪がたっぷりな食べ物の上に、早食いして食べてしまいがちなので、
太りやすい要素は満載です。
でも、ラーメンを食べたいけれどダイエットだからガマンしなくちゃ、食べるのをガマンしなくちゃ・・・と思い続けていると、
それが逆にダイエットの元になってしまいます。
ダイエットを成功させるのは、ラーメンの太りやすさを最小限にしつつも、
食べたい気持ちをガマンしすぎないようにすることが秘訣です。
■プラシーボ効果ってなに?
そういうときにヒントになるのが「食べても太らない」と思い込むということです。
「食べても太らない」と思うと、「食べちゃった・・・」という、誘惑に負けて食べてしまったときに起こりがちな罪悪感を、
感じにくくなります。
これで、プラシーボ効果により、痩せられるのです。
プラシーボ効果は科学的に証明されているものもありますが、これを利用して、「太らない」と思い込んで食べることで、
食べて太ってしまうのを最小限に抑えられるのです。
一般的に、プラシーボ効果というのは、薬効成分を含まない「偽薬」を薬だと偽って投与されたとき、
患者の状態が改善するという治療効果のことを言います。
「創造妊娠」というのも、これと同じような現象なんですよね。
実際に妊娠していないのに、つわりなどの症状が出たり、お腹が出てきたりします。
ノンアルコールのビールなども、「お酒だ」と思い込んで飲むと、意外と酔っぱらってしまうものです。
人間の思い込みってすごいです。
「これは○○だ」と思い込んでいると、心と体の状態を、実際に変えてしまうのです。
これをダイエットに応用することで、成功率が高まります。
ラーメンを目の前にして、「私はこのラーメンを食べても太らない」と思い込んで食べると、
ダイエット効果が出るんですよ。
頭の中で、食べても太らない自分を想像しましょう。
これで脳が反応し、いろいろな成分が分泌され、実際の心と体を支配していきます。
ダイエットをしていると、ストレスがたまるものです。
でも、それってダイエットのジャマになるものなんですよね。
このツラい状況に打ち勝たないとヤセられないんだ!! なんて、思い込むのは間違いです。
ストレスをためずに、ポジティブで、楽しい気持ちでいると、自然とダイエットできやすいものです。
人間の心というのは、まだ未開拓な部分が多いものです。
自分が自覚できる潜在意識と、自分でも自覚できない潜在意識(無意識)で見ると、潜在意識の割合は、
なんと90%だと言われています。
ですから、ポジティブに思い込んで、逆に潜在意識をコントロールしてしまおうという試みって、すごく大事ですよ!