女性ホルモンのバランスが乱れるとどうなる?改善法は?食事は?
女性ホルモンというのは美容だけでなく、健康にも大きく関わっているんです。
女性ホルモンのバランスが乱れるとどうなるのかというと、
様々な体の障害を引き起こしてしまいます。
具体的にはどのような症状が発症するのでしょうか?
今回は女性にとって重要なホルモンバランスについてお伝えしていきます。
[女性ホルモンのバランスが乱れるとどうなる?]
● 自律神経失調症
女性ホルモンの分泌を指示する脳と、自律神経をコントロールする脳の所は近くにあるんです。
そのため、ホルモンバランスが乱れると自律神経にも影響して異変をきたし、
またその反対に、自律神経の異変からホルモンバランスが乱れることもあるのです。
「症状」
頭痛、めまい、ふらつき、動悸、息切れ、倦怠感、、手足の冷え、発汗
● 更年期障害
加齢と共にエステロゲンの分泌が減少します。
「症状」
立ちくらみ、動悸、発汗、鬱病
● 男性ホルモンの異常分泌
ホルモンバランスが崩れて女性ホルモンの分泌が減少すると、
皮脂の分泌を活発にする男性ホルモンが必要以上に分泌され、
ニキビや肌荒れの原因になってしまいます。
「症状」
ニキビ、肌荒れ
● 生理痛
生理中に分泌される「プロスタグランジン」というホルモンには、痛みや炎症を起こす反応があります。
このホルモンが普通以上に分泌されると、強い生理痛を感じます。
● 不妊
プロゲステロンの分泌が減少すると、排卵後に子宮内膜を妊娠にふさわしい状態に維持するのが
厳しくなる黄体機能不全を引き起こすことがあります。
[改善法は?]
●脳を休ませる
女性ホルモンは、脳からの命令によって分泌されます。
血中にあるホルモンの量を把握し、必要に応じて脳下垂体にホルモン分泌の指示を出し、
この指示を受けて脳下垂体が卵巣にホルモンを分泌する命令を決定します。
その命令によって、卵巣は支持通りのホルモンを分泌するのです。
ホルモン分泌の司令塔である脳は、ストレスに対して非常に繊細です。
ストレスを感じるときちんと指令を出すことができなくなってしまい、
それが原因でホルモンのバランスを崩してしまうのです。
ホルモンバランスの狂いを正常に戻したいのなら、脳にストレスを与えないことです。
● 喫煙やアルコールの摂取は控えること
● 運動不足の解消
● 偏った食生活の見直し
● 睡眠不足の見直し
[食事は?]
偏った食生活を続けるとホルモンバランスが乱れてきます。
特に、ファストフードやコンビニ弁当、肉中心、などの野菜不足の食事を続けていると
ホルモンバランスが崩れ、疲れやすくなり、イライラ、生理不順を引き起こします。
[どんな食事が良いのか?]
● 大豆イソフラボン 女性ホルモンと同様の働きをする
納豆、豆腐
● ビタミンB6、ビタミンE 女性ホルモンの分泌を促す
ビタミンB6 マグロ、カツオ、レバー、ナッツ
ビタミンE アボカド、うなぎ、かぼちゃ
ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB9、鉄、カルシウム、カリウム、リン
卵黄(これだけのビタミンが含まれています)
生殖器系、ホルモンバランス、さらに肌の健康を維持する
どうでしょうか。本当に女性の体は繊細ですね。
ぜひ、試してみてください。