東京の一大イベント世田谷ボロ市ってなに?いつ?掘り出し物は?
東京一大イベント世田谷ボロ市
ボロ市って聞いたことがない人はなんの市なのかなと、
思うんではないですか。
この世田谷のボロ市は東京では一大イベントの一つなんです。
この世田谷のボロ市は400年以上の歴史があるんですよ。
面白いことに、東京に住んでいる人さえ知らない人が多いんですが、
毎年、何十万人という人が訪れているんです。
ボロを売っている市ではありませんよ。
とにかく、面白い市です。
今回はこのボロ市についてお伝えしていきます。
[ボロ市ってなに?]
このボロ市は400年以上前から行われているんです。
当初は貧乏な農民相手に農具市としての市が行われて、農家の作業着とか、
わらじのボロなどが売られていたことから、ボロ市という名前が付けられたんです。
このボロ市、最盛期には約2000軒の露店が出ていたようです。
このボロ市は当時、ボロを売るだけではなく、
芝居小屋など、庶民の娯楽の市でもあったんです。
現在は道路の影響などで、露店の出店数も700店ほどに減ってしまい昔のように、
古物、農機具、などのボロ市独特な売り物はほとんど見かけられなくなり、
代わりに骨董品、古着、アクセサリーなどの露店が多く、時代と共に商品も変わってきました。
植木や花などの露店もたくさん出ています。
なんでもありって感じです。
このボロ市は1994年9月には世田谷区から、そして2007年2月には東京都から、
無形民俗文化財として指定されているんです。
[いつ?]
2015年12月15日(火)16日(水)
2016年1月15日(金)16日(土)の4日間
「世田谷ボロ市への交通・アクセス」
「電車でのアクセス」 東急世田谷線「世田谷駅」徒歩5分
東急世田谷線「上町駅」徒歩5分
期間中は、最寄り駅となる世田谷駅および上町駅を経由する
東急世田谷線は、臨時ダイヤで運行されます。
メインは、世田谷代官屋敷を中心としたボロ市通り。
世田谷ボロ市通りの地図
[掘り出し物は?]
なにしろいろいろなものがあって楽しいですよ。
見ているだけでも楽しくなるくらいですから。
ありとあらゆるものがありますよ。
しかし、自分の好きなお店があったとしても、ゆっくり見られませんよ。
1日で10 万人の人が訪れるんです。
でも、もし何か決まっているものを見つけたいなら、お勧めですね。
これから、クリスマスがやってきますが、もしかしたら思わぬプレゼントが
見つかるかもしれませんね。
[おみやげ]
代官餅を売っている売店は大行列ができます。1時間以上待つのは当たり前という感じです。
その場で蒸してついたお餅にあんこ、きなこ、からみ(おろし)をまぶした3種類があり、
この日にしか販売されない代官餅を買い求める客でごったがえしていますよ。
午前中に行きましょう!
最近はマスコミ、雑誌などに取り上げられたりしているため、毎年訪問者が年々増えてきています。
観光バスでのツアーのコースにもなっているんです。
メインのボロ市通りはそんなに道幅は広くなく、遅く行くと歩けなくなるくらいです。
できれば午前中に行くことをお薦めします。
そうでないと、お店を眺めることができなくなり、見えるのは人の頭だけですよ。
初詣と一緒になってしまいますね。
もし、時間が取れるようでしたら、どんな市なのか行ってみてはどうですか。
フリーマーケットと違ってそれなりの伝統のある市です。
12月と1月に開催されます。
年末年始に気分転換してください。
[こぼれ話]
三軒茶屋にキャロットタワーというタワーがあるんです。
その中に回転寿司屋さんがあるんですけど、ボロ市があるときは毎年特に忙しくて
ボロ市なんかなければいいんだけどと、嘆いていますね。
しかし、ボロ市の影響で三軒茶屋のお店まで影響しているとは
それほどボロ市はすごいんですね。
[まとめ]
世田谷のボロ市は400年以上の歴史があります。
このボロ市は無形民俗文化財として指定されています。
毎年、12月15,16日そして1月15,16日に開催されます。
行くとしたら、午前中をお薦めします。午後は混みます。
ここの名物は「代官餅」。
クリスマスプレゼントが見つかるかも。