青梅のだるま市って?いつ?屋台は?
冬の風物詩ともいわれる青梅のだるま市。
今でも昔の雰囲気がなんとなく伝わってくるようです。
昭和の時代が今でも残っていますね。
今回は青梅のだるま市についてお伝えしていきます。
[青梅のだるま市って?]
青梅のだるま市の由来は、文禄5年(1596年)頃に始まった六斎市で、
毎月6回の2の日と7の日に、青梅街道で織物を中心とした物々交換の市として始まったのが
この市の起こりです。
青梅の物々交換の市は、産業の中心であった養蚕の繁栄を祈り「まゆ玉」を笹の枝に
いくつもつけたものが売られていましたが、約180年前から縁起物として
だるまも売られるようになったんです。
化学繊維の普及に伴い、青梅の地場産業は衰え始め、昭和20年代の終わり頃には
青梅の市から「まゆ玉」は姿を消し、替わって年の始めの12日には「青梅だるま市」として青梅はもちろん、
いまでは、遠方から縁起物の「だるま」を買い求める人々でにぎわうようになりました。
青梅のだるまは、東京では多摩地域しかだるまを作っていないので、
東京だるまとか、江戸だるまと呼ばれています。
[いつ?]
毎年1月12日開催
時間 午後1時30分~20:00
場所 旧青梅街道(住江町交差点~市民会館前交差点)
[屋台は?]
屋台の数は約300店
JR青梅駅を降りると、すぐ目の前の道路が旧青梅街道。
この旧青梅街道の両サイドに所狭しと屋台がズラッと並んでいます。
左右に屋台が並んでいるのですぐわかります。
いろいろな食べ物の屋台、また射的などもあり、楽しむことができます。
[雰囲気は]
ここの旧街道を歩いていると、昔のなつかしい邦画や洋画の映画の看板が掲げていられ、
だるまを買った後はタイムスリップして、ノスタルジックな雰囲気になりながら、
ぶらぶらしても面白いと思います。
なんとなく「小江戸」と呼ばれている川越に似ている感じがしますね。
連休明けですが、時間がとれればお薦めしたいと思います。