突然回転性めまいがした!メニエール病?症状は?(体験談)
2016/01/27
ある日突然、目の周りが回ってるようなめまいを経験したことがありますか。
耳の病気はここから始まってしまうんです。
しかし、おかしいなと思いながら、みなさん放っておくんですね。
ここから人生の悩みが始まるかもしれませんよ。
今回は私の耳の病気の体験談も踏まえて、 まとめてみました。
[回転性めまいとは?]
自分の回りや風景などが、グルグル回るように感じるめまいです。
[症状 は?]
吐き気が起こったり、嘔吐してしまうこともあります。
また、耳鳴りや難聴が起きることもあります。
回転性めまいには二通りあり、耳鳴りや難聴が伴わないタイプと
耳鳴りや難聴が伴うタイプがあります。
[原因は?]
回転性めまいの原因は多くは耳からです。
耳の中にある内耳には、からだの均衡を守る機能があるので、
内耳にトラブルが起きると、回転性めまいを起こす可能性があります。
内耳には、からだの回転を受けとる三半規管や重さを感じ取る耳石器があります。
そこから伝達されると、脳へ伝えられます。
この経路で異常が起こると、からだのバランスが乱れてしまい、
めまいを引き起こす原因となるんです。
前庭神経炎がめまいの原因となるのもこのバランスの乱れからなんです。
[治療法は?]
ほとんどは薬物治療です。
めまいの薬にはめまいの病状を治す薬と、めまいの症状を和らげる薬があります。
[利尿薬]
利尿薬は余計な水分を尿として出させる薬で、
内リンパ水腫を軽減させる作用があります
[ステロイド]
ステロイドはめまいを改善する薬として使用し、血流を改善します。
主に、内服薬か点滴です。
[脳循環代謝改善薬]
脳や内耳の血流の流れを良くしたり、代謝を施す薬です。
脳や内耳の血管に動脈硬化がある場合、血流や代謝を改善する目的で使われます。
[自律神経調整薬]
自律神経調整薬はめまいの原因疾患を治す薬として使用し、自律神経のバランスを整えます。
自律神経の乱れによって起こるめまいの他に、耳鳴りや頭痛などにも有効です。
[メニエール病とは?]
メニエール病の原因は内耳のリンパが増えて、水ぶくれのような状態になることです。
内耳は、骨と膜の二重構造になっていて、膜の内側には内リンパ液が溜められています。
しかし、ストレスなどからの理由で、この内リンパ液の量の調整がうまくできなくなると、
内リンパ水腫ができて神経が圧迫され、めまいや耳鳴り、難聴などの症状を引き起こすのです。
この症状は数分で消えてしまうこともあれば、数時間続くこともあります。
また、長い間にわたって何度もこの症状を繰り返す人もいれば、
一回だけで終わる人もいます。
この症状が繰り返し起こると、耳鳴りが残ったり、難聴になっていくケースがあります。
[症状は?]
めまいと吐き気が何回も起こります。
普通は耳鳴りや難聴が同時に起こります。
そして、
● 天井や自分の周りがぐるぐる回っているような感じがする
● 階段も上り下りするとき、踏み外してしまいそうになる
● からだのバランスがとれない
● ふつうに立っていられない
● 船酔いのように気持ち悪くなる
このような症状が現れます。
[耳鳴り]
めまいの発作が起こる前にひどくなります。
発作を繰り返すうちに、慢性的な耳鳴りになっていきます。
[難聴]
発作があらわれて難聴になる場合と、発作を繰り返すうちに聴力が落ちていく場合もあります。
一般的には低音が聞きとりにくくなります。
[ふんわり感]
からだが斜めになるような感じがして、よろけてしまったり、
見ている物が動いているように見えたりもします。
[めまい、吐き気]
発作の際、自律神経の働きがおかしくなって、
吐き気や顔面蒼白、冷や汗、頭が重いなどの
症状が現れることがあります。
[治療法は?]
基本的にはメニエール病も回転性めまいも対策は同じです。
やはり、薬による治療が主に行われ、めまいを軽くする抗めまい薬や、
内リンパ水腫を軽減する薬が使用されます。
このメニエール病は完全に完治することはとても困難です。
薬でめまいの症状をの回数を減らしたり、軽くしたりすることはできますが、
難聴の進行は薬では防げないことがあります。
めまいがあまりにも何回も起こって仕事ができないような状況や、
難聴の進みが早く感じた時には手術が薦められます。
このメニエール病は難病ということで、完全に治すことが難しいようです。
薬でめまいの回数を少なくさせたり、軽減することはできますが、
現代の医学では完治することは困難な病気です。
もう3年位前になりますが、ある朝起きてみると、部屋がぐるぐる廻っているんです。
もうびっくりしてすぐしゃがみこみ、2~3分じっとしていました。
そして、もう一度立ち上がったんですが、やはり目を開けるとぐるぐる部屋が廻っていたので
ゆっくりと横になりました。
2~30分してからまた立ち上がりました。そうしたら周りは回転していなく、
おさまりました。
しかし、吐き気をもよおす感じがし、頭はくらくらしていました。
その後は何も症状がなく、放っておきました。
しかし、なんだか体の調子が悪く、調子が悪いということは、毎日、吐き気をもよおす
感じなんです。
1か月後に耳鼻咽喉科の医院に行きました。
しかし、小さな医院でしたので、すべては診てもらえず、画像診断のできる
病院に行き、MRIを撮りました。
幸い、脳には異常が見つからなかったということで、その時はほっとしました。
担当医が言ってましたが、脳に異常が見つかるのは、2000人に1人の割合
らしいですよ。
その後、普段通りの生活をしていましたが、なんだか耳鳴りがするようになり、
聞こえが悪くなってきたんです。
この時はもう回転性めまいになってから、数か月経っていました。
これはおかしいと思い、また違う近くの耳鼻咽喉科に行ったんですけど、
診察は前と同じように「お薬出しておきますから」です。
これではらちが明かないと思い、徹底的に診てもらわないと思い、
御茶ノ水にある大学病院(順〇堂)に行きました。
検査、検査の末、「お薬出しておきますから」でした。
当分の間、薬を飲んでいましたが、改善のみこみ無しです。
そして今度は一度整形外科に通っていた慶〇大学病院に行きました。
やはり、やることは同じで、薬を貰って帰りました。
この時点で私はもうこれ以上診てもらうことをやめました。
なぜなら、治らないからです。
今の医学ではどこの国でも治すことができないのです。
そして、回転性めまいが起きてから3年が経ち、
今はどうかと言いますと、
右の耳の聞こえがすごく悪い
右の耳から毎日、耳鳴りがする(耳鳴りの音が変化する)
パソコンをやっていると、めまいが時々おきる
時々、ふわ~っとなる時がある
今はこういう状態が起きるんです。
一番情けなかったことは、去年、ある語学の検定試験があり、受験しました。
受験する前に主催者に、難聴ということで席を一番前のスピーカーの近くにしてほしいという
要望を書き込みました。
すんなり受け入れてくれました。
受験当日、書き取りが終り、聞き取りの試験が始まりました。
聞き取りの試験が始まった時、私は「え~おかしい!」と思ったんです。
なぜなら、スピーカーから話している言葉が全く聞こえなく、
ただ、スピーカーからの音だけが聞こえました。
このとき、もうどうしようもないなと、思いました。
もちろん、試験は不合格。
書き取りより聞き取りの方が得意とするだけに、どうしようもなかったです。
日常生活で人と話すときは、低音の人が話すと苦労しますね。
かといって、補聴器を使用するまでにはいってないんです。
いまでも悩みの種です。
ちょっと前までは、地獄耳だったんですよ。
多分、ストレスからなったと思っています。
もし急に耳の聞こえが悪くなったり、また回転性めまいなどが起こったら、
すぐに、病院で診てもらってください。
1週間以内だったら、悪化しないようです。
回復します。
この病気は時間との闘いです。
間違っても放っておかないでください。