2017年十条富士神社大祭まとめ 神輿も出ないのになぜ人が集まる?
今年もお富士さんのお祭りに行ってきました。
やはり目的は屋台なんです。
今年は何を食べようかな、などと考えていろいろな屋台を見まわしました。
雨の心配もあったんですが、案の定雨が降りましたね。でも、両日共(6月30日、7月1日)雨は降りましたが、
午後3時以降はありがたいことに雨がやみ、夕方頃から続々と人が出てきて楽しいお祭りになりました。
2017年十条富士神社大祭
やはり大祭ですので、お富士さんの参拝客は道路の入り口から列をなして並んでいました。
参拝するには石段を登っていかなければならないのでお年寄りには大変です。
けっこう、坂がきついんですよ。
一度上まで上がってみてください。
神輿も出ないのになぜ人が集まるのか?
この十条のお祭りには毎年来ていますが、いつも思う事は、「どうしてこんなに人があつまるんだろう」ということなんです。
他のお祭りですと神輿が出たり、パレードなどが行進していたりと、いろいろな催しがあるんですね。
でもこの十条のお祭りにはないんです。
ですから、ほとんどの人達の目的は屋台なんですね。
食べたり、遊んだりと楽しい屋台がたくさん出ているので、大人も子供も
楽しく過ごせたんではないですか。
富士神社から踏切の先の十条商店街まで約200店の屋台が両サイドにところ狭しと、ぎっしりと並んでいるんです。
このお祭りの道路もそれほど幅広くはないんですけど、夕方頃には歩けなくなってしまいます。
屋台も人だらけで隠れてしまい、自分の食べたいものの店を見つけるのに苦労しますね。
この道路を往復するのに人混みの為、かなり時間がかかってしまいます。
しかし、それが楽しいんではないですか。
新しい屋台は出ていた?
屋台の場所は毎回決まっているんですね。
それでも、新しい屋台がいくつか出ているんです。
例えば毎年出店している人が急用だったり病気だったりしたときは、
代わりに誰かが出店することができるようです。
このお富士さんのお祭りに出店したい屋台の人達がたくさんいるようなんです。
ここのお祭りは他のお祭より売れるようなんですね。
毎年面白い器や容器、オモチャなどが見られますね。
ジュースが電球の中に入っていたのは面白かったですね。
チョコバナナなんか子供とじゃんけんをして、屋台のオジサンが負けっぱなしでしたね。
じゃんけんに勝てばバナナ2本。負ければ1本だけ。
もし日本のお祭りで屋台がなかったら?
想像できますか?
もし、この十条のお富士さんのお祭りで屋台が出ていなかったら、つまらない大祭になっていて、
お富士さんにお参りに来る人達も少ないんではないですか。
何年か前にいくつかの神社のお祭りであったんです。
一時、暴力団追放というスローガンがあげられて、神社が屋台の出店を断ったんです。
そうしたところ、それらの神社の参拝客がガタット減ってしまい、また、神社のほうから屋台の代表者にお願いして、お祭りのときは屋台が出るようにしたんです。
みなさんどう思いますか?屋台を出している人たちは暴力団と思いますか?
一人一人、顔をみたり、話してみた限り、暴力団ではないですね。
ガラの悪い人もいますけど、一般の人達と変わりないんではないですか。
警察の人達や刑事さんたちも歩いて監視してましたね。
ある屋台のおじさんが説明してくれましたが、お客さんとのトラブルが一番怖いと言っていましたね。
なぜかというと、お客さんとの大きなもめごとが起こると、警察の方で道路使用の許可が下りないらしいんです。
そうなると商売している人たちは死活問題になってしまいますよね。
また、このお祭りを運営している人達も困ってしまうんです。
ですから、お客さんとのもめ事を起こした屋台は、追い出されてしまうようです。
ですから、お客の方は安心してお祭りを楽しむことができるんです。
安心ですね。
ちなみにこの十条のお祭りを開催している人たちは巣鴨のお地蔵さんの縁日も地蔵通り商店街の人達とタイアップして、
縁日を開催しているんです。
巣鴨のお地蔵さんの縁日は4の日なんです。毎月4日、14日、24日に行われています。
時間があったら一度行ってみてはどうですか。
お薦め屋台
串焼き
今回歩いていて目についたのがこの串焼き屋さんなんです。去年は出ていなかったと思うんですけど、
清潔そうなお店で、肉を焼いてくれる時にワインを使っているんです。
肉が柔らかく、香ばしくなるようなんです。
塩コショウで焼いてくれて、食べたらとても美味しかったので、来年、食べてみてください。
このお店のオジサンはとても親切ですよ。
たこ焼き
このたこ焼き屋さんはお薦めできるたこ焼き屋さんです。
東京のいろいろなお祭りに出ているんです。よく見かけるんです。
たこ焼き屋さんの中では一番美味しいんではないですか。
私が初めてこのたこ焼き屋さんで買って食べたのが湯島天神のお祭り。
それ以来、やみつきになってしまったんです。
たまたま今回見かけたので、写真を撮らせてもらいました。
この小さなお姉さんが焼くたこ焼きはとても美味しんですよ。
そして、手さばきが見事。すごく早いですよ。
いろいろ話を聞いてみたんですが、東京で一番最初にたこ焼きを売ったのがこのお姉さんのお爺さんのようなんです。
どのように売ったかと言うと、当時、たこ焼きを串に刺して売っていたらしいんです。
代々、たこ焼き屋さんなんですね。
来年の十条のお祭りにはぜひ、食べてみてください。
たこ焼きが熱くて食べられないときもあるんですよ。
※やはり下町のお祭りは楽しいですね。
特にこの十条のお祭りはこじんまりとしていて、きさくなお祭りのような感じがします。
来年も来る予定でいます。
もう、今からワクワクしてしまいそうです。