コラーゲンの効果とは?美容以外の病気の効能は?
コラーゲンの効果はさまざまなところで言われていることです。
一番よく言われているのが、「お肌のハリを保つ成分である」ということですね。
この効能が認められて、さまざまな化粧品、健康食品、サプリメント、ドリンクなどにコラーゲンが使われていますね。
コラーゲンは体内でもつくることができる成分ですが、つくれる量は、年齢を重ねるにつれ、減って行ってしまいます。
ですから、足りない分は必要に応じて補ってあげる必要があります。
■コラーゲンの効果とは?
コラーゲンは食品などから摂取すると、体内でアミノ酸は分解され、必要に応じ、あらゆるたんぱく質に再合成されます。
コラーゲンを摂取することで、新陳代謝が良くなります。
それが、コラーゲンをさらに合成するもとにもなります。
好循環ができるというわけです。
コラーゲンというと、お肌にハリをもたせる、という役割がよく知られていますが、顔だけでなく、体のいろいろな部分でコラーゲンは役目をはたしています。
体全体や臓器の形などをつくり、支えて、結合したりするはたらきがあります。
美容効果はよく知られていますが、私たちの体をつくるうえでも、なくてはならない成分なのです。
コラーゲンはお肌の弾力やツヤなどを保つはたらきをしています。
不足すると、いろいろなトラブルが生じてきます。
[しみやたるみに効果あり]
コラーゲンの生成能力を活性化させて、お肌の新陳代謝を高めてあげることで、シミができにくくなります。
シミが気になる人は、コラーゲンを意識して摂取すると良いと思います。
また、コラーゲンはしわやたるみにも効果があります。
細胞に栄養や酸素を運んだり、老廃物を運び出したりするのもコラーゲンのはたらきです。
■美容以外の病気の効能は?
[骨、アレルギー、髪、爪、健康にも効果あり]
コラーゲンを必要な分、摂取できていると、肩こりや腰痛の改善にも効果的になります。
骨と骨が接する関節は軟骨でおおわれていますが、この軟骨の50%はコラーゲンでできています。
コラーゲンが必要な分だけあると、新陳代謝が活発になり、軟骨のコラーゲンが元気になります。
ですから、関節が強くなり、関節痛、腰痛、肩こり、骨粗しょう症、なども改善しやすくなるのです。
コラーゲンにはアレルギー性疾患への良い影響もあるとされています。
コラーゲンは白血球に作用し、免疫機能を改善するはたらきがあると言われています。
アレルギー性疾患は、白血球が関係しています。
そこで、アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状がある人が、きちんとコラーゲンを摂取していると、白血球に作用して、症状改善に役立つとも言われています。
アトピー性皮膚炎のほかにも、花粉症やアレルギー性鼻炎なども、同様に効果が期待できます。
[腦の病気改善]
脳出血、脳こうそく、心筋梗塞など、血管に関わる病気
コラーゲンは血管を構成している物質でもあります。
コラーゲンをきちんと補給していると、血液の循環が良くなって、動脈硬化や脳の老化防止にも役立ちます。
がんの増殖を防ぐ効能もあると言われています。
コラーゲンは、美容面で絶大な効果があることはもちろんですが、意外と知られていない健康面でも、とても効果を発揮してくれるのです。