ラーメンはなぜ太りやすいのか?太らない食べ方は?
ラーメンっておいしいですよね。 心も体も温まります。
でも、麺類って、ご飯類に比べて太りやすいって言われていますよね。
ですから、麺類は、ダイエット中は避けるべき食品だと言われています。
しかし、いかにダイエットのためとはいえ、美味しいラーメンを我慢し続けるのは至難の業ですね。
そこで、ラーメンを食べても太らない方法を知りましょう。
ダイエット中に、どうしてもラーメンが食べたくなった場合は、太らない食べ方で食べて、乗り切りましょう。
■ラーメンはなぜ太りやすいのか?
ラーメンを筆頭にして、麺類は太りやすいと言われています。
麺類のカロリーは、低いもので100kcal程度、高いものは450kcal程度になります。
それに対して白米は168kcalです。
カロリーの高い麺類の場合は、白米の倍になります。
それでも、麺類すべてが、ご飯類よりもカロリーが高いわけではないんです。
それなのに、「麺類は太りやすい」ということが言われています。
これには、理由があります。
麺類はご飯類に比べて、太りやすい製法のものが多いのです。
麺類は種類により、調理法が違ってきて、カロリーも相当違ってきます。
油で揚げたフライのインスタントラーメンや、植物油でコーティングされているそうめんは、脂質が多いのでカロリーも多めになります。
お米の場合は、チャーハンなどは別として、ごはんは通常、水やスープで炊くものです。
ですから、脂質は基本的には、含まれていません。
製法の他に調理法も、麺類は太りやすくつくられることが多いです。
ラーメンの場合、麺そのもののカロリーのほかに、スープにもカロリーがあります。
ラーメンって、脂っこくておいしいスープが使われていますよね。
こうしたものを飲むと、もちろんカロリーは上がります。
ラーメンだけではなく、スパゲッティでも、ミートソースやカルボナーラなど、パスタのソースに、オイルや油脂が多く含まれていることが多いです。
ごはんを食べる時は、器に盛って、それだけで食べることが普通は多いです。
ですから、それをさらに調理するということはないので、カロリーが上がることはないのです。
糖質という考え方から見ても、麺類は太りやすい傾向にあるんです。
■太らない食べ方は?
麺類を食べるとき、それだけの単品で注文することが多いですよね。
そういう場合、どうしても野菜やたんぱく質の少ない炭水化物過多になりがちになってしまいます。
それによって、血糖値が上がりやすくなってしまうんです。
血糖値が上がるとどういうことになるかというと、食べたものが脂肪に代わりやすくなり、太る原因となるのです。
ごはんは、肉や魚、野菜などといろいろ取り混ぜて食べることが普通なので、炭水化物たっぷりの麺類よりも、血糖値が上がりにくいのです。
麺類は、おかずなしで、具などがどんぶりにたっぷり一緒に入っているので、ついつい早食いになってしまいがちなのも太る原因なります。
麺類の場合、ゆっくり食べていると麺が伸びてしまうので、なんとなく急いで食べてしまうことにも原因があります。
ダイエット中にラーメンを食べるときは、こういうことを考えつつ、栄養バランスの整ったメニューにして、早食いを避けましょう。
これからはラーメンだけではなく、なにか単品と一緒に食べた方が良いと思います。