コラーゲンて種類があるの?海洋性?動物性?どれが良いの?
コラーゲンはお肌のハリとツヤを保たせてくれる、美容効果の高い成分で有名です。
健康食品のサプリメントもたくさん紹介されていますね。
コラーゲンを毎日摂取して、ハリのあるお肌、また健康を手に入れたいですね。
コラーゲンを摂取する方法として、コラーゲンを含む食品を食べるというやり方があります。
しかし、コラーゲンにもいろいろな種類があるんです。
今回はこのことについてお伝えしていきます。
■コラーゲンて種類があるの?
コラーゲンは、おおきく分けて、牛や豚、鳥などから摂れる動物性コラーゲンと、魚から摂れる水溶性コラーゲンがあります。
効果的に摂取するなら、海洋性コラーゲンをおすすめします。
これまで、コラーゲンを使った健康食品などによく使われてきたのは、動物性コラーゲンです。
しかし、狂牛病など感染病の心配がない、海洋性コラーゲンのほうが、安全性が高く、より良いとする傾向になっています。
■海洋性コラーゲンのお薦め
海洋性コラーゲンは、動物性コラーゲンに比べると、安全性が高いのはもちろん、吸収性も良く、ニオイも出にくいというメリットがあります。
しかし分子構造が壊れやすいので、摂取するときは注意しないといけません。
熱に弱く、加熱することでコラーゲンの分子構造が乱れやすいのです。
骨、皮、ウロコから海洋性コラーゲンはとれますが、それぞれの部分から抽出したコラーゲンは、違う性質を持っているのです。
■どっちが良いの?
骨や皮から抽出したコラーゲンは「マリンコラーゲン」、ウロコから抽出したコラーゲンは「スカールコラーゲン」と呼ばれています。
これらの海洋性コラーゲンは上質なものとされます。
スカールコラーゲンは、ヒドロキシプロリンの含有量が少なく、編成温度も低いです。
ですから、たんぱく質を分解しやすいという特徴があります。
海洋性コラーゲンのもう1つ大きな特徴として、カロリーが低いということがあります。
脂肪分がほとんどないので、飲むときにコレステロールを気にする必要がありません。
また、ウロコから摂れるスカールコラーゲンは、キチン、キトサン、グルコサミンも含んでいるので、摂取することで、細胞を活性化することができます。
植物性コラーゲン
また、あまり聞きなれないんですが、植物性コラーゲンというのもあります。
これは大豆由来のものが多く、コラーゲンとよく似た成分のことを言いますが、コラーゲンとは違う物質です。
水海洋性コラーゲンの中でも、部分によって、コラーゲンの特性は違います。
コラーゲンを摂取するときは、その成分が何の動物・魚からつくられたのか、チェックしてから選ぶようにすると、
体に効率良くコラーゲン摂取しやすくなります。
一度、あなたが食べるコラーゲンが動物性なのか海洋性なのか、調べてみてはどうでしょうか。