2016年浦和酉の市はいつ?調神社の七不思議って?屋台は?
2016/12/07
埼玉の酉の市は間がなく続いていきますね。
大宮の酉の市が終わったら、二日後には浦和の酉の市ですから。
大宮も浦和も埼玉ではかなり大きな酉の市なんです。
浦和の酉の市は毎年、屋台に圧倒されて、酉の市が小さく感じられてしまいます。
ところで、浦和の調神社(つきじんじゃ)にはいろいろな不思議なことが多い神社として
知られているんです。
その辺のところを詳しく説明していきたいと思います。
2016年浦和酉の市はいつ?
開催 2016年12月12日(月)
浦和の酉の市は毎年、12月12日に調神社で行われています。
正式には「十二日市」と書いてじゅうにんちまちというんです。
また、神社の名前なんですが初めて読む人には何て読むのかわからないと思うんですが、
「調神社」つきじんじゃと読むんです。地元民はつきのみやじんじゃと言っています。
どちらも間違えではないです。
なんだかややこしいですね。
この調神社は浦和駅の西口から、旧中山道を左折した通り沿いにあり、
ここで「十二日まち」が催されています。
JR浦和駅西口から、神社までの通り沿いには、多くの出店が並び境内の奥では、
酉の市が催されています。
社名は調(つき)神社と呼ばれ、地元では「つきのみや」と言っています。
この調神社は鳥居のない神社として有名で、狛犬ではなく、
うさぎが置かれているのも日本では珍しいものなんです。
また、調(つき)の名前が、月と同じ読みであるところから、
月の動物と言われたうさぎが神の使いとされていました。
月のもつ神秘を尊い、月が出るのを待って祈る慣習が広がり、江戸時代には月読社とも呼ばれていたようです。
現在もうさぎの石像や社殿に飾られたうさぎの彫り物、うさぎの絵馬など所々に見られます。
調神社の七不思議って?
「七不思議」
調神社では、以下の七不思議が伝わっているんです。
1.鳥居がない! 調物の運びだしの妨げとなる神門・鳥居を除いたことによる。
2.松がない! 神社に姉神・弟神がいましたが、いつのまにか弟神は大宮に行ってしまって、
姉神が長く待っていても帰ってこなかったため、姉神がもう待つことは嫌だと言ったことに由来しています。
また、姉神が待っているときに境内の松が目に刺さったようです。
3.御手洗池 (ひょうたん池とも呼ばれていましたが、現在はないです)の池に魚を放つと、その魚は片目になったらしいです。
4.うさぎを使姫とすること
5.日蓮聖人駒つなぎのけやき 佐渡ヶ島に送られた日蓮が、佐渡ヶ島で難産に苦しんでいた女性のために、けやきに駒を繋いで安産祈祷をしたことに由来するという。
6.ハエがいない!
7.蚊がいない! (今は夏には蚊が飛んでいますよ!)
*ところで調神社には何匹のウサギ(彫り物、石像)がいると思いますか?
神社の人達もわからないらしいです。
屋台は?
この酉の市は熊手市というより、屋台を楽しむためのお祭りと言っても大袈裟ではないですね。
屋台市のほうが合っているんではないですか。
屋台と熊手屋さんの数は合わせて約1300店!
この数字は半端ではないですね。東京でもこんなに多い屋台はありませんね。
浦和の西口を降りるともう屋台が見えてきます。それから旧中山道から調神社までぎっしりです。
もちろん、境内のなかもたくさんの屋台で埋まっていますよ。
本当にどこで何を食べようか迷ってしまいますね。
屋台に興味がある人にはぴったりのお祭りだと思います。
一度、見てみてください。たぶん、満足するんではないかと思います。
大宮の酉の市の屋台(約1000店)も大きいですが、浦和の方が軍配があがりますね。
「豆情報」
これだけの規模だとどの位のお金が動くんですかね。
ちょっと、情報を聞いたんですが、屋台で出店している人が一日、10000円(場所代)
それから、電気代が一日2500円
屋台一件で12500円 12500円×1300件=16250000円
このお金、どこに行くんでしょうか。
まず、場所代はこのお祭りを主催している世話人にいきます。
世話人は神社にお布施を渡します。
電気代は世話人と電気を引いている電気屋と折半です。
電気代だけで3250000円です。
ため息がでますね。
たかが屋台、されど屋台ですね!
この浦和が終わりますと、次は15日の川口のおかめ市です。
中仙道を南下していきます。
そして、蕨と続きます。