イースター 卵の黄身の色が黒いけど大丈夫?ゆで卵の賞味期限は?
2016/03/15
卵の殻をわってみたらいつもの卵と違う卵を見かけることがありませんか。
そのようなとき、「食べて大丈夫かな?」と不安になる時ってあるんですね。
やはり、安心して食べたいものです。
今回は卵を食べるときの不安に対する解決策についておつたえしていきます。
卵の黄身の色が黒いけど大丈夫?
よく家でゆで卵を作ったり、レストランで食べたりしますね。
真っ白な白身に黄色の黄身で料理のお皿の上に添えられていますが、
時々ちょっと黄身の色がいつもと違い、黄身のまわりが暗い緑色をしている卵を見かけることがありますよね。
それは、白身のたんぱく質中の硫黄を含むアミノ酸が熱によって分解されて、
それが黄身の中の鉄分と結合したために起こるんです。
黄身と白身の間に沈着して黒くなり、黄身の中にあるカロチノイド色素と混合して暗緑色となるのです。
この変色は高温で長い時間加熱するほど発生しやすくなります。
茹でた後にすぐに水で冷やすことによって発生しにくくなります。
ですから、黄身が黒くても害にはなりませんので、気にしないで食べてください。
ゆで卵の賞味期限は?
茹でる方法によって違ってきますが、茹でた後の保存温度や殻の割れの有無によって異なります。
● 硬く茹でた場合は5°Cで2~3ヶ月
● 10°Cでは3週間
● 室温(25°C以上)3~7日間
殻をむいた場合は、殻付きの3分の1から2分の1程度ですが、
家庭では硬くゆでた場合10°C保管で殻にヒビのない場合3~4日、
いつヒビが入ったかわからないものは食べるのを控え、殻をむいたものはその日のうちに食べることをお勧めします。
卵は一日何個まで食べても大丈夫?
卵を食べる個数に制限はありませんが、全国鶏卵消費促進協議会では「私がこんなに綺麗なのは1日2個のたまごのおかげ」と1日2個を勧めるキャンペーンを実施しているんですね。
もし、卵を沢山食べる時は、一日の食事バランスを考えて、野菜も多く摂ることをお薦めします。
卵とコレステロールの関係は?コレステロールの数値が上がる?
Mサイズ卵1個に235mgのコレステロールが含まれていますが、
健康な人が1日2~3個食べてもコレステロール値が上がることはありません。
これは卵黄に含まれるリン脂質の一種である卵黄レシチンがコレステロールの量を調整して、
善玉コレステロールを増やす働きがあるためです。
そのほか、卵に含まれる脂肪酸は実験でも証明されていますが、コレステロールを下げる効果のあるオレイン酸が豊富なんです。