ひな祭り 子供が喜んで食べる人気ベスト10は?食べさせたい料理は?
2016/02/06
もうすぐやってくるひな祭り。
しかし、子どもには何を食べさせてあげようかなと、
考えているお母さん方がけっこういるんですね。
ひな祭りの伝統的な料理を子供に食べさせたいし、
子供の好きなものも食べさせたいしと、悩むもんですね。
そこで今回は、伝統的な食べ物と子供の好きなメニューを紹介いたします。
[子供が食べたいメニュー人気ベスト10 ]
1位:ケーキ(圧倒的で1位です)
2位:ちらし寿司
3位:鶏の唐揚げ
4位:ひなあられ
5位:手巻き寿司
6位:刺身
7位:握り寿司
8位:桜餅・草もち
9位:茶碗蒸し
10位:はまぐりのお吸い物
(ひしもち が11位で続いているんですが、
あまり人気がないようです!)
[親が食べたいメニューベスト10]
1位:ちらし寿司
2位:ひなあられ
3位:ケーキ
4位:はまぐりのお吸い物
5位:手巻き寿司
6位:桜餅・草もち
7位:鶏の唐揚げ(フライドチキン)
8位:刺身
9位:ひしもち
10位:握り寿司
こういう結果が出ています。
しかし、子供たちにもひな祭りは日本の伝統的な行事なので、
子供にもひな祭りにはこういうものを食べるんだよと、
教えてあげたいですね。
[ひな祭りに食べる縁起の良い料理は?]
日本では伝統的なひな祭りの時に食べる料理があるんです。
しかも、春を待ち受けて伝える旬の食材が使われていますね。
代表的なものは、ハマグリの吸い物、菱餅(ひしもち)、
ひなあられ、白酒(しろざけ)、ちらし寿司などがあげられますが、
一つ一つの料理や色にも、縁起の良い意味が込められているんです。
日本らしいですね。
では、なぜこれらが昔からひな祭りに食べられるようになったのかを
説明していきます。
(ハマグリの吸い物)
ハマグリは、平安時代に「貝合わせ」遊びなどで知られ、
ひな祭りの代表的な食べ物です。
はまぐりの貝殻は、対になっている貝殻でないと、
ぴったりと重なり合いませんよね。
重なり合うということは、仲の良い夫婦ということを表していて、
一生一緒にいられるようにとの願いが込められている
縁起物の食べ物です。
菱餅(ひしもち)
緑、白、紅(ピンク)の三色の餅を菱形に切って
重ねたものを飾ります。
この三色の色にはそれぞれ意味があって、
これには、いろいろな説があるんです。
緑は「健康や長生き」、白は「清浄」、紅は「魔除け」
を意味するという説と、
もう一つの説は、
緑は「大地」、白は「雪」、紅(ピンク)は「桃」で
「雪がとけて大地に草が芽生え、桃の花が咲く」
という意味が込められているという説があります。
「緑餅」は増血効果があると言われるよもぎを混ぜ、
「白餅」には血圧を下げると言われるひしの実が入り、
「紅餅」は解毒作用があると言われるクチナシで色を付けています。
また、菱形は「心臓」を表現していると言われて、
災厄を除こうという気持ちや、
親が娘の健康を願う気持ちが込められています。
(ひなあられ)
ひな祭りの節句の欠かせない和菓子の一つです。
紅、緑、黄、白の四色で春、夏、秋、冬の四季を表していると言われています。
でんぷんが多く健康に良いことから
「一年を通して娘が幸せで健康に過ごせるように」という願いが込められています。
(ちらし寿司 )
ちらし寿司に関しては説、言われなどは特にないんですが、
えび(長生き)
れんこん(見通しがきく)
豆(健康でまめに働ける)など、
縁起の良い具がお祝いに合い、三つ葉、卵、人参などの
晴れ晴れしい色合いが春を呼んでくれるため、
ひな祭りの料理となったようです。
(白酒)
もとはというと、桃の花びらを染み込ませた「桃花酒」といのが
飲まれていたと言われています。
桃は邪気を祓い、気力や体力の充実をもたらすということで、
薬酒の一つとして中国から伝わってきました。
江戸時代からは、みりんに蒸した米や麹を混ぜて
一か月ほど熟成させた「白酒」の方が
親しまれるようになりました。
「白酒」はアルコール度数10%前後のお酒で
大人しか飲めないので、
子供にはアルコールなしの「甘酒」をお薦めします。
子供にはひな祭りにはこういうものを食べるんだよと、
教えてあげたいですね。
そのあとに子供の好きなケーキを食べさせてあげれば、
子供も喜ぶんではないですか。
良い節分を楽しんでください。
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経済産業大臣指定
真多呂人形