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目黒のさんま祭り2016日程 目黒とさんまの由来は?2か所で開催?

      2016/07/11

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目黒と聞くとすぐ「さんま」を思い浮かべるのではないですか。
毎年、9月になるとさんま祭りが開かれて、大勢のさんまファンが押し寄せてきています。

今では全国的に有名になってきましたね。
ところで、一つややこしく、紛らわしいことがあるんです。

それは、さんま祭りが目黒では2ヶ所開催されているんです。1ヶ所だけだと思っていませんでしたか。

一つは「目黒区民祭り」の一つのイベントとして行われている「目黒のさんま祭」と目黒駅前商店街振興組合が開催している
「目黒のさんま祭り」なんです。

面白いことに同じさんま祭りでも、祭りという字に「り」が入っているか、入っていないかの違いがあるんです。
どちらのイベントもさんま食べたさに朝から大勢の人達が並んでいるんです。

あなたはどちらのさんま祭りにいきますか。

今回はそれぞれのさんま祭りについてお伝えしていきます。

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目黒のさんま祭(目黒区民まつり)2016日程(目黒のSUNまつり)

開催日時:2016年9月18日(日) 10:00~15:30

会場:1)田道広場公園(目黒のさんま祭・ふるさと物産展)
   2)目黒区民センター(おまつり広場)
   3)田道小学校(子ども広場)
   4)田道ふれあい橋

人出数:30000万人
さんま:宮城県気仙沼 5000尾 無料提供

[交通・アクセス]

● JR・東急目黒線「目黒」駅下車 徒歩10分

「目黒のさんま祭」は「「目黒区民まつり(目黒のSUNまつり)」の4つのイベントの一つ!

この「目黒のさんま祭」は「「目黒区民まつり(目黒のSUNまつり)」の4つのイベントの一つとして開催されていて、
この区民祭の中でも一番人気です。

さんまは、目黒区の友好都市の宮城県の気仙沼から5000尾が届けられるんです。
そして、この新鮮な炭火で焼かれているさんまを目当てに大勢の人達がくるため、目黒川沿いには毎年長蛇の列ができてしまいます。

この「目黒区民まつり」では「さんま祭」だけではなく、全国から集まった「ふるさと物産展」やステージでの和太鼓、
そして、落語「目黒のさんま」、など楽しい企画がたくさん用意されています。

簡単に説明しますと、一般的な区民祭りが開催され、その中の一つに「さんま祭」、「目黒のSUNまつり」が目玉イベントとして開催されるのです。

さんまは無料?

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もちろん、さんまは無料ですよ。 しかし、「さんま引換券」が必用です。
会場入り口で「さんま引換券」を貰うことができますので貰ってください。

しかし、このさんまを食べるために朝早くから来て並んでいるんです。早い人になると、朝5時には来ているんですよ。

目黒とさんまの由来は?

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あるお殿様が目黒まで鷹狩に出た際に、お供が、お殿様の弁当を持ってくるのを忘れてしまい、お殿様一同がお腹を空かせている時に、
お殿様が今まで嗅いだことのない匂いがぷ~んと漂ってきました。

お殿様はすかさず供に「この匂いは何の匂いだ?」と聞くと、供は「この匂いは庶民が食べているさんまという魚を焼いている匂いです」と答えました。

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供は「お殿様のお口に合うものではございません」というと、お殿様は「こんなに腹が空いている時にそんなことは言ってられか」と言い、すぐ、供にさんまを持ってこさせました。

このさんまは直接炭火で焼かれるため、お殿様の口に入れるようなものではないと、誰もが思っていました。
しかし、お殿様が食べてみると、とても美味しく、さんまという魚を初めて知り、それ以来大好きになったようです。

それ以来、お殿様は時々さんまを食べたいと思うようになってしまいました。

ある時、お殿様の親族の集まりで食事の際、お殿様は「さんまを食べたい!」と言いだしました。
しかし、殿様御殿には庶民の食べるさんまなどは置いていません。

家臣はすぐ日本橋の魚河岸からさんまを取り寄せました。そして、お殿様の為にさんまの骨を一本ずつ抜きました。
骨を抜くとさんまはぐずぐずになってしまい、家臣はさんまをお椀に入れてお殿様に出しました。

しかし、家臣がお殿様のことを考えてしたことが裏目に出てしまい、不味くなってしまったようです。

そして、お殿様は家臣に「どこから取り寄せてきたんだ?」と聞くと、家臣は「はい、日本橋魚の河岸で求めてまいりました」と答えたところ、お殿様は「それはだめだ!さんまは目黒に限る!」という事から、さんまは目黒と言われるようになり、

今日まで言い伝えられてきました。これがきっかけで、さんまと目黒のお付き合いが始まりました。

目黒のさんま祭りは2か所で開催?

もう一つのさんま祭りは

品川区上大崎 「目黒のさんま祭り」

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[目黒駅前商店街振興組合主催 後援 品川区]

開催日時:2016年9月4日(日)  祭り/10:00~14:00
(宮古産さんまの旬によって決定されているんです)
目黒のさんま寄席:(整理券配布予定時刻)1回目/9:00~、2回目10:30~、3回目12:00~、4回目13:30~
さんま:岩手県宮古市 6000尾
会場:目黒駅前商店街・誕生八幡神社
人出数:20000人

[交通・アクセス]

● JR・地下鉄 目黒駅東口

こちらの「目黒のさんま祭り」のさんまは、岩手県の宮古産です。

大根おろしは栃木県高林町産使用し、すだちは徳島県の神山産を使用して、また、付け合わせとしてべったら漬が提供されます。
最高の味でさんまが食べられるんです。

また、「目黒のさんま祭り」では毎年、無料の落語寄席が開催されています。
演目はもちろん「目黒のさんま」で、その他にも漫才や漫談も聞かせてくれます。

毎年、「目黒のさんま祭り」の打ち上げでは、半分切ったすだちを浮かべたビール、「目黒ビール」が飲まれています。
この「目黒のさんま祭り」の朝、宮古から送られてきたさんまと同じ便で、東京築地市場にも大量の宮古産さんまが届きます。

目黒駅周辺の飲食店では、この日に届いたさんまを使った特別メニューを売りに出しています。
もし、無料のさんまに辿り着けなかったら、こちらの特別メニューを味わってはいかがですか。

この2か所で開催される「目黒さんままつり」当日はかなり暑く、特に並んでいるときには十分注意してください。
暑さで体の調子が崩れる人たちが出てきます。

水分は十分に摂って行ってください。
どうか目黒のさんま祭りを楽しんでください。

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