卵は賞味期限までに食べなくてはだめ?鮮度は温度に関係するの?
いつも美味しく食べてる玉子。
しかし、冷蔵庫に入れっぱなしの状態で食べない時がありますよね。
いざ食べようと思ったら賞味期限切れ、ということを経験したことが
一度はあるんではないですか。
捨てようか、食べようか、と考えてしまうんですね。
そこで今回は、卵の賞味期限についてお伝えしていきます。
卵は賞味期限までに食べなくてはだめなの?
食べ物の賞味期限というのは気にしないようで、なんとなく気にしてしまうんですね。
しかし安心してください。卵は大丈夫なんです。
卵の賞味期限というのは「安心保証期間」のことを意味しているんです。
「食品衛生法」によって、卵パックなどへの賞味期限の表示が義務付けられているんです。
卵の賞味期限というのは、あくまでも生で食べられる期間のことを伝えているんです。
賞味期限が切れてしまったとしても、しっかりと加熱調理をすれば問題なく食べることができます。
卵パックの表示の部分をよく読んでみると、保存方法として「冷蔵庫(10℃以下)で保存して下さい」と書いてあり、
使用方法としては「生食の場合は賞味期限内に使用し、賞味期限後は充分加熱調理して下さい」と書いてあります。
保存方法と使用方法が説明されています。
生卵が長持ちするのは、卵が生きているからなんです。
卵の殻には「気孔」という数多くの小さい穴があり、この気孔から卵は呼吸しているんです。
きちんと冷蔵庫で保存しておけば、美味しく食べられます。
もし賞味期限が切れてしまったら、なるべく早く加熱調理をしてください。
フライパンで玉子を焼いて食べるぶんには、賞味期限が過ぎても全く問題ありません。
鮮度は温度に関係するの?
スーパーなどで売られている卵の賞味期限は約14日間です。
しかし、卵の鮮度は温度によって大きく変化していきます。
冬の寒い時期は問題ないですが、夏の時期に高温で保管した場合、卵の鮮度は急激に低下してしまいます。
常温に卵を置いておくと、卵の殻表面にある小さな穴(気孔)から炭酸ガスが早く抜けていきます。
この現象によって、盛り上がった濃厚な白身の部分が徐々に水分の多い白身になっていきます。
[まとめ]
● 卵の賞味期限は約14日間。
● 賞味期限というのは、生で食べられる期間のことをいう。
● 期限内は生でも美味しく食べられる。
● 卵の保存方法は冷蔵庫で、10°C以下で保存する。
● 賞味期限後は充分加熱調理して食べる。