ダメージが出てくるんですね。
一つ悪いところが見つかると、どういうわけだか連鎖して、
悪いところがどんどん出てくるんです。
今回は私自身が現在悩んでいる「狭心症」、「心筋梗塞」についての
経過をお伝えしたいと思います。
[左肩左背中が痛い?]
その後、左背中が痛くなりました。
どちらかというと、肩の方が痛いんですね。
これはちょっとおかしいなと思って、東京の御茶ノ水にある「J〇〇堂大学病院」の
整形外科に行き、肩を診察してもらいました。
レントゲンの結果、異状なしで肩には問題ないということで、
担当医から循環器内科で診てもらうことをすすめられました。
早速、循環器内科に行き、担当医に症状を説明しました。
そして、まず最初の検査なんですが、24時間計測の心電図(ホルター心電図)
を体に付けられ、1日経ってからまた、循環器内科に行き、ホルターをとってもらいました。
それからは、心電図→血液検査→超音波検査 そして最後にCT検査をしました。
結果は狭心症!
予約日に担当医がCTの画像を一緒に見ながら説明してくれました。
自分の心臓の画像をみて思わず医師に「これ私の心臓ですか?」と
聞いてみました。そうしたら「そうです。あなたの心臓です!」と言われました。
その時、医学の進歩はすごいと感じました。
枝分かれしている細い血管まで鮮明に映っていました。
しかも、「安静狭心症」といって、ストレスに関係なく起こる狭心症です。
私の場合は静かにしている時の方が動いている時より、痛みを感じました。
[心筋梗塞の前兆は?]
心筋梗塞になる前に、ほとんどの患者さんが先に、狭心症を患っているようです。
狭心症も心筋梗塞も冠動脈の血液の流れが悪くなって、心筋の一部に酸素不足が起きて、
胸に痛みや圧迫感を感じるようです。
体で痛みを感じるところは、胸の真ん中あたりから、左側を中心に
背中、肩、頚、顎、左腕、腹部まで痛みが広がることがあるようで、
体の表面ではなく内部から痛みを感じます。
[心筋梗塞の前兆・狭心症の症状は]
心筋梗塞の前兆と狭心症の症状は同じです。
● 胸が締め付けられるような痛み
● 左肩から背中にかけての痛み ● (今でも肩は痛いです)
● 左肩から左腕の痛み ● (腕の痛みは消えました)
● 強い肩こり
● みぞおちが痛む● (朝方、痛くて急に目が覚めました)
● 腹痛、嘔吐
● 歯や顎の痛み ● (顎がガクガクしました)
● 鼻が詰まる
などの症状が現れます。
[心電図検査で心筋梗塞がわかる?]
心筋梗塞は、心電図に明確に現れるようですね。 医師でなくても、医学生でも看護師でも、
誤診がないくらい簡単な診断のようです。
まず普通の医者ならまず見逃すことはないようですね。
[心筋梗塞を起こすと「死」を意識する?]
心筋梗塞を起こすと、 ほとんどの方は「死を意識する」苦痛のようです。
想像できませんが。
胸が押し潰されるような痛み、苦しさ、また 呼吸がうまく出来なく、脂汗を流しながら、
もがき苦しむ感じになるようです。
私の場合は、そこまではならなくてほっとしています。
しかし、医師に言われたことは、「タバコをやめなさい!」でした。
私の場合、軽いほうの狭心症だったので、当分の間、
血液の流れを良くする薬での治療で治していく予定です。
1ヵ月後にまた検査をします。
[遺伝も関係する?]
私の父は心筋梗塞で亡くなりました。
生前はいつもベルトに「ニトログリセリン」を持ち歩き、
発作が起きた時に服用していました。
そして今回担当医に「遺伝も関係するのか」聞いてみたところ、
遺伝もありえることのようでした。
みなさんにお伝えしたいことは、痛い、おかしいと思ったら、そのままにしないで、
すぐ、病院、医院で診てもらってください。
面倒くさいと思うかもしれませんが、取り返しのつかない事になったら、
後悔するだけです。
[健康から病気のデパート]
私は今まで健康でいたせいか「自分は一生、病院の世話にはならないな」と
思っていたんです。
しかし、初めて3年位前に1年に一回の定期健診を受けたんです。
それから、病気のデパートになってしまいました。
この時から、自分の体を大切にすることを覚えました。
どうか自分の体を大事にしてください。