今年、2016年は申年。
申年は変動、変化の多い年といわれていますが、
申年にはさるの神様へのお参りはどうでしょうか。
今日、ご紹介するのは、東京で一番小さいさるが祀ってある神社「猿田彦大神」
しかし、小さいながらも御利益は他の神社を圧倒しているという口コミが多く
聞こえてきます。
この「猿田彦大神」は東京の巣鴨の地蔵通りの終わりにあり、知る人ぞ知るという
神社なのです。
今回はこの巣鴨の「猿田彦大神」についてお伝えします。
[猿田彦大神]
(祭 神 ) 大己貴神、猿田彦大神、少彦名神、青面金剛
正式な名前は「巣鴨猿田彦庚申堂(すがもさるたひここうしんどう)」と言います。
巣鴨地蔵通り商店街を歩いて、地蔵通りの最後に都電荒川線「庚申塚駅」の手前に鎮座する小さな神社です。
ここは江戸時代にはよしずで囲んだ「団子茶屋」という有名な茶店のある場所でした。
狛犬の代わりに猿神が左右で迎えてくれています。
これは明治の初期に有志達が千葉県銚子市の猿田神社から猿田彦大神を分祀してからのようで、
祭神の猿田彦大神にちなんでさるを祀っています。
この茶屋には小林一茶も訪れて「ふじだなに 寝てみても またお江戸かな」の句を詠んでいる。
[申年には赤い下着?]
申年には赤い下着を身に付けるとご利益があるといわれています。
巣鴨地蔵通りにある赤パンツの専門店「マルジ」は赤の下着で有名で、
売り切れ状態になっているようです。