去年、何気なく嘘をついたことがありますか。
やはり、嘘をつくと気持ち的にすっきりしませんね。
そこで、去年の嘘、凶事などを取り払ってくれる神事があるんです。
今回はこの「うそ替え神事」についてお伝えしていきます。
古くから、天神様が可愛がっていた鳥として親しまれている「鷽」(うそ)は、
首からほおにかけて綺麗な紅色で頭と尾が黒く、背中やお腹は灰色の小鳥です。
湯島天神のうそ替え神事ってなに?
普段、私達が知らない間についている「嘘」を、天神様に去年の嘘を取り払って頂き、
幸運に替えて頂くという意味から、初天神の1月25日に、
この鷽鳥を木彫りにした鷽を新しい鷽と取り替える神事が「鷽替え神事」なんです。
この鷽(ウソ)が嘘(うそ)に共通することから、前年にあった災厄、凶事などを嘘として、
今年は吉、幸運となることを祈願して行われます。
この鷽は一年ごとに取り替えます。 江戸時代初期から始まったといわれています。
この鷽替え神事は、主に菅原道真を祭神とする神社(天満宮)において行われる神事です。
いつ?
毎年初天神の1月25日です。
午前9:00から授与
木彫りの鷽 大700円 小500円
(注意)
鷽の授与の時間は9時から始まりますが、もう、8時頃から並んでいますよ。
混み具合によっては時間が前倒しになり、8時30分頃から始まることがあります。