毎年、受験シーズンになると受験生が合格祈願に訪れるのが湯島天神ですね。
絵馬をみているとわかりますが、
絵馬に書かれている住所をみていると、
北海道から九州までの受験生の住所がずらりと並んでいるんです。
もし、受験のお参りの神社に迷っているならば、湯島天神にお参りはどうですか。
■合格祈願は湯島天神?
湯島天神は学問の神様として知られる菅原道真公を祀っているため、
受験が近づくと毎年多くの受験生が訪れるんです。
受験シーズンだけではなく、普段でも地方から東京に修学旅行にやってくる学生達でもにぎわっているんです。
また、中、高、大学受験生だけではなく、さまざまな検定試験を受験する人達もお参りに来てますよ。
やはり、湯島天神は学問の神様として知られているので、少しでも神様の力を与えてもらいたいという気持ちなんでしょうね。
また、湯島天神はそろばんの神様でもあるんです。
そろばんの検定試験が近づくと小学生たちがお参りにきますよ。
古い大きなそろばんが飾られています。
■御利益はあるの?
もちろん、勉強しないでお参りだけしに来た人には、ご利益はありませんね。
でも、お参りに来たら、他の多くの受験生が書いたいろいろな絵馬を見てみてください。
真剣に頑張っている多くの受験生の名前や受験校名を見たら、おそらくあなたも気合が入り、もっと頑張る気になると思いますね。
遠くからお参りに来ている受験生もたくさんいるんですよ。
それだけみんな真剣なんです。
一度絵馬に目を通してください。
頑張るあなたを神様は応援してくれます。
それが、湯島天神のご利益というものなんです。
■お参り時期はいつが良い?
年内にお参りに行きたいのであれば、七五三が終わった11月15日以降から。
しかし、受験は来年なのにあまり早くお参りに行っても緊張感というものが薄れてきてしまうんですね。
お薦めは試験日の2~3週間にお参りに行くことです。
すべての受験勉強を終えて、あとは試験日を待つことと、神様に合格祈願するだけで
すから、気持ち的にすごくすっきりしている時期なんです。
また、緊張感もある時期です。この緊張感も持続させるためにも2~3週間前が良いと思います。
合格したらどうするの?
無事に合格したらお礼参りに来てください。
そして、お守りを神社に返納してください。
[豆情報]
お参りして、あとは試験日を待つだけですよね。
すべてを終えた後は気持ちを切り替えたいと思いませんか。
ところで湯島天神には毎年受験シーズンの1月9日から3月上旬まで参道に屋台が出るんです。
お参りした後、お祭り気分になれて気持ちが楽になりますよ。
1月の8,9日は連休でお参りのピークになると思います。
毎年、この連休に受験生がお参りに来るんですよ!
朝9:00頃には参道は人が並んでいて、歩けないくらいです。
なるべくなら、午前中にお参りに行った方が良いですね。鳥居の入り口の参道から
本堂まで並んでしまいますので祈祷をしてもらうまでかなりの時間がかかってしまいますよ。
・もう一つの受験の神様を知っていますか?
すごい神様が二人いますよ。
[豆知識]
どこの入り口から湯島天神に入りますか?
鳥居から参道ですか、それとも裏の階段からですか。
あなたが入ったところから出てはいけませんよ!帰る場合は違う出口から帰ってください。
要するに同じ道を通って戻ってはいけないのです。
すんなり入って、すんなり出ていく(合格する)という意味合いがあるんです。
鳥居から入ったならば、中庭を通って出ていくとか、裏から入った場合は、鳥居から出ていくとかしてくださいね。
なんのためのお参りか、お参りきた意味がなくなってしまいますから。