今では「おばあちゃんの原宿」として有名なとげぬき地蔵。
でも、最近は若い人達や外人なども多くみかけます。
縁日の日にはたくさんの屋台が出てて、とても楽しい雰囲気になりますよ。
ところで初詣に行くところは決まりましたか。
もし決まっていなければ、とげぬき地蔵でお参りをしてはどうですか。
健康のパワースポットとして有名です。
今回はとげぬき地蔵高岩寺について説明していきます。
[巣鴨とげぬき地蔵]
正徳5年のある日、毛利家の女中の一人が、あやまって口にくわえた針を飲み込んでしまい、
女は苦しみもがきましたが、医者もどうすることもできませんでした。
そして、女に地蔵菩薩の「御影」を飲み込ませたら、たちまち女中は腹の中のものを吐き、
その中に飲み込んだ針が、地蔵尊の御影に刺さって出てきたことから
「とげぬき地蔵」と呼ばれるようになったといわれています。
[病気を治したい?]
とげぬき以外の病気にもご利益があるといわれ、病気で悩んでいる人や、
長生きしたい高齢者など参拝客は後を絶えません。
境内の中には病気の神様「新井観音」が
あります。
自分の体の悪いところを洗ってあげると、良くなるという観音様です。
お正月のとげぬき地蔵(高岩寺)
大晦日の31日は商店街も静まり返っていて、お店は屋台が商店街の入り口から
出ていて、夜中の3時頃まで屋台はやっています。
0時を過ぎて新年に入ると、徐々に参拝客がやってきます。
1月1日の元旦には参拝客がたくさんきます。
しかし、ピークは1月4日ですね。
この日は初縁日ということで、たくさんの人がきて賑わいます。
もし、お参りに来るんでしたら、4日の縁日とお参りをかねてきてはどうですか。
すごく混みますけど、とても楽しいですよ。
[屋台は?]
31日の夜から屋台が出ていますが、それほど多くなく、1月1日からたくさんの屋台が
出店しています。
屋台を楽しむんでしたら、1月4日の初縁日をお薦めします。
地蔵通りの入り口から、庚申塚までの約1㎞にわたって屋台、フリーマーケットが
ずらーっと並んでいます。境内の中では射的もあります。
楽しいですよ。
4日がお勧めです。
[豆情報]
お地蔵さんであるお婆ちゃんと出会い、いろいろ話をしました。
お婆ちゃんが話してくれた内容は、おじいちゃんがのどに魚の骨をつまらせ、引っかかっていたらしく、
医者にも行ったけど、医者も手術をしなければとれないらしくお手上げの状態だったようなんです。
それからはお婆ちゃんは毎日お地蔵さんに来て、お参りしてたようです。
お参りはお爺ちゃんに内緒だったらしいです。
なぜなら、おじいちゃんは全く神様を信じないらしく、お参りに行くなんて言ったら怒られてしまうからです。
そして、ある夜中に風邪もひいていないのにおじいちゃんが咳をしていたようなんです。
お婆ちゃんは起きておじいちゃんの背中を何回もさすってあげたら、突然おじいちゃんの口の中から骨がでてきたようです。
おじいちゃんとおばあちゃんは喜んで、お婆ちゃんは毎日巣鴨のお地蔵さんにお参りに行っていたことを
おじいちゃんに説明したようです。
それ以来、おじいちゃんも神様を信じるようになったらしいです。