子供の七五三を行う年に家族の誰かが亡くなられた場合、
それでも七五三をやっても良いのか。
それとも、やめるべきなのか、来年に延ばすべきなのかといろいろと悩んだりすると
思うんですね。
あなたの親に対しての気持ちは申し訳ないという反面、
あなたの子供には七五三を祝ってあげたいという気持ちが一緒になってしまって整理
がつかないと思うんですが、
どのように考えていけば良いのか説明していきたいと思います。
喪中の七五三は行っても良い?
結論から言うとやってはいけない、というものではありません。
ただ、あなたの気持ちとしてはどうなんでしょうか?
急逝して心はまだ落ち着いていないと思うんですけど。?
しかし、前向きに考えるのであれば、おじいちゃん(おばあちゃん)は一緒にお祝い
できなかったけれど、天からちゃんと自分の孫の姿を見守ってくれていますよ。
あなたの亡くなられた親もきっとあなたの子供の為にやりなさいと、天から声をかけていると思いますよ。
このように考えれば行っても問題ないと思いますね。
亡くなったからといって、初めての七五三を取りやめにしてしまったら、
それこそあなたのご両親は悲しむんではないかと思いますね。
七五三は結婚式のように多くの方に囲まれて祝うというものではなく、特に三歳の七五三は髪置の祝いにあたり、
神様に立派に三歳まで成長してくれたという報告と、子供が病気にならないよう、そこから髪を伸ばしても良いですよ、
という一つの区切り目の行事ですから、結婚式とは意味合いの違うものだと思います。
喪中の七五三はやめるべき?
あなたのお母さん(お父さん)の様子を見てやはり直接聞いた方が良いと思いますね。
「子供にとっては初めての七五三だけど、喪もあけてないから来年に
した方がいい?それとも今年やっても良い?」と。
もし、あなたのお母さん(お父さん)が「それどころではない」「とんでもない」と
いう気持ちであるなら、あなたの親の気持ちも考えてあげても良いですね。
でも、あなたがどうしても七五三をやりたいと思うのであれば、あなたとご主人と娘
(息子)さんと3人で行っても良いと思います。
この喪中の七五三なんですが、一般的に四十九日を過ぎていれば大丈夫だということ
を多くの神社が答えていますよ。
そして、家族との相談が一番だともいっています。
亡くなったおじいちゃん(おばあちゃん)も孫に七五三をやってもらって、天から孫
の成長を見守っているのではないかと思いますよ。
喪中の七五三は来年に延期するべきか?
七五三はその年に行わなければならないという義務はありませんから、来年に延期し
ても全然問題ありません。
あくまでも七五三は子供の成長を感謝するために神様に報告することですから、一年
遅れても気にすることはないですよ。
例えば、三歳と五歳の兄弟が一緒に七五三をするなど、こだわりがなくなっています。
さまざまな理由で延期しなければならないのならば、次の年に七五三を行ってください。
全然、問題ありませんから。気にすることはないと思います。
まとめ
喪中での七五三は行なっても問題ありません。
その前にあなたの親の意見を聞いてみてくださいね。
いろいろな事情で一年延期することになっても全く問題はありません。