お祭りに行くといろいろな屋台が出ていて、何を食べようかと迷うことがありませんか。
ところで、お祭りで見かけるようになったグリルで肉が回っている屋台を見た事がありませんか。
外人さんが売っていますよね。これがドネルサンド(ケバプ)なんです。
ドイツのメルケル首相もドネルサンドは大好物のようです。
ヨーロッパでは至る所にドネルサンドのお店があるんです。
今回はこのドネルサンドについて説明していきたいと思います。
ドネルサンドってなに?
ドネルサンドはケバプとも呼ばれています。
お祭りなどでドネルサンドの屋台を見かけたことがあるんではないですか。
大きな肉の塊をグリルの機械を回転させながら、表面の焼けた肉を削切りにして、
半分に切ったピタパンの中にキャベツを入れ、その上に肉を盛って、トマトをのせて
最後にソースをかけます。
このピタパンは、中近東でよく食べられている薄くて丸いパンです。
このピタパンを半分に切ると中が空洞になっているので、
その中にキャベツや肉を入れることができるんです。
肉は?
このドネルサンドの肉は牛肉を使っています。
この牛肉を味付けしたり、大きな肉の塊を作るのがとても大変な作業なんです。
まず、肉屋さんに肉を注文する際に、厚さを1.5~2mmにスライスしてもらうんです。
肉屋さんにとっては面倒な作業なんですね。
このスライスしてもらった肉を一枚づつドネルサンドを支えている剣(棒)に刺して重ねていくんです。
一枚づつ重ねていく事によって、あのようなおおきな塊ができるんです。
チキン?
最近ドネルサンドの屋台は牛肉の代わりにチキンを使っているんですね。
気づきましたか?
なぜなら、チキンの方が牛肉より安く仕入れられるからなんです。
あまり見栄えは良くないですけど。
でも、ドネルサンド初心者にはわからないんです。
これがドネルサンドなのかと、思ってしまうんですね。
やはり、牛肉の方が美味しいですよ。牛肉もチキンも同じ値段ですからね。
● 注意点
お祭りなどでドネルサンドを買う場合に気をつけてもらいたいことは、
小さい塊で売っている店は避けた方が良いです。
なぜなら、前のお祭りの残り物をまた売っているんです。
特にチキンの場合は怖いです。
出したり入れたりしているうちに、チキンが腐るんです。
たまに、見栄えの悪いチキンを見ますね。
今も牛肉を使って大きな塊をグリルで売っている屋台はどちらかというと、
安心ですよ。
まだ一度も食べた事が無い人は、一度、食べてみてください。
エキゾチックな味がして、美味しいですよ。
肉の味付けは?
スライスされた肉はスパイスによって味付けされます。
● 調味料 オレガノ・クミン・ブラックペッパー・油・塩……
● ソース ケチャップとマヨネーズを混ぜ合わせます
● 機械は?
このドネルサンド用の機械はみなさんドイツ製の機械を使っていますね。
トルコ製もあるようなんですが、すぐに壊れてしまうようなんです。
ドイツの機械はやはり丈夫ですね。
お祭りに行ったら一度どんな味か試してみてはどうですか。