他人の収入って気になったことはありませんか?
やはり、気になりますよね。
自分の収入と比較してしまうんですから。
あの仕事をしたらこの位もらえるとか、この仕事だったらこの位とか、
ある程度は想像することができますね。
でも、想像がつかない仕事ってありますよね。
例えばお祭り屋台でのテキヤさんの収入。
どの位貰っているのか、またどのように計算しているのか、想像できないですね。
今回は屋台の人達はいくらくらいの収入があるのか、調べてみました。
■お祭り屋台のテキヤさんの収入はどのくらい?
普通は業種によってある程度はどの位貰えるか、想像がつくんですが、
屋台のテキヤさんの収入なんて考えてもみませんでした。
お祭りに行って屋台を見てると、売れているお店、売れていないお店などがあります。
売れているお店なんかは並んでいますよね。
売り上げが多いと賃金も多くもらえるのか?少ないと賃金も少ないのか?
普通、屋台で商売している人たちには必ず親方がいるんです。
親方といってもヤクザではないんですね。
この世界で長く商売をやってきた人たちが今、親方としてお祭りで店を構え、
アルバイトや若い衆を雇って、お祭りで商売をしているんです。
親方は自分の若い衆に一部屋ずつアパートを借りてあげて、そこで若い衆は住んでいます。
ですから、部屋代はただということです。
普通は収入の半分くらいは部屋代にとられてしまうんですよね。
ということは、テキヤさんの収入はほとんど食費と娯楽に回せるんですね。
いったい、どのくらい貰っているんでしょうか。
このテキヤ業の収入は各親方によって支払方法が違うようなんです。
ある親方は給料制にしてたり、またある親方は歩合制にしてたり、親方によってまちまちなんです。
また、ある親方の若い衆の中でも給料制の人と歩合制、また賃金一律という人がいるようなんです。
では、給料制の人達はどの位貰っているかと言うと、だいたい15万円くらいなんですね。
それに各お祭りごとにいくらか貰っているようです。
それではお祭りで、売れても売れなくても賃金が同じという人はどの位貰っているかというと、
だいたい1万~1万5千円くらいのようです。
■アルバイトの人はいくら位もらえるか?
忙しいシーズンになるとどこもアルバイトを探しているようなんです。
アルバイトの貰える日当は大体1万5千円位が相場のようです。
普通のアルバイトより、楽しくて日当が良いんではないですか。
もちろん、どこも昼食、夜食付きですね。
若い人達には面白いアルバイトではないですか。
土日やればおこずかいにはなりますね。
ところで2月、3月はお祭りのシーズンオフで、お祭りが少ないんです。
しかし、3月の下旬の花見からだんだんお祭りが多くなってきます。
そうすると常時いるテキヤさんでは人手が足りなく、アルバイトがどこも
必用になってくるんです。
興味がありましたら、一度経験の為にテキヤアルバイトをしてはどうですか。
屋台の人達は無愛想な人もいますけど、基本的にみなさん親切ですよ。
この人たちはヤクザでもなんでもない人達ですから、問題ないですね。
テキヤ=ヤクザと考えているひとたちがいまだに多いんですが、全く違うんです。
普通の人と一緒ですよ。
ただ、商売がテキヤというだけのことなんです。
■一日のお祭りで1000万以上稼ぐ親方もいる?
お祭り屋台の親方でもピンからキリまでで、力のある親方もいれば、
大したこともない親方もいるんです。
力のある親方は自分がお祭りを主催して世話人となり、神社やお寺などと話し合って、
お祭りを主催します。
大きなお祭りになると、1000店以上の屋台がでるんです。
お店を出すテキヤさんたちはもちろん出店料を払うんです。
ただではお店を出せませんから。
出店料はお祭りによってまちまちですが、最低1万円以上は払わなければなりません。
この出店料はどこに行くと思いますか。
この親方のところなんです。
その他にも屋台の人達は電気代2500円を払わなければならないんです。
この電気代はどこへ?
この親方のところです。
どうですか。力のある親方はお金が入る一方ですね。
この収入の中からいくらか神社やお寺にお金を納めるんです。
お祭りがあると神社やお寺も副収入があるんです。
こういうお祭りを主催している親方はお金をもっていますよ。
また、こういう親方の元で働いているテキヤさんはお金の心配は
しなくて済むということなんです。
携帯料金が払えなくなったという時なんか、親方が払ってくれるそうですね。
テキヤさんも力のある親方の元で働く事が一番ですね。
どこの社会でも力のあるところにいたほうが間違えないようですね。