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前回では「医者が病気になっても飲みたくない薬は?」
をお伝えしました。
お医者さんも人間ですから病気にもなると思うんですが、もし、手術しなければならないとしたら、
他の医師に手術をしてもらうんでしょうか。
患者には手術を薦める医師がいますが、患者と同じ病気でも自分自身は手術をしない医師が多いようなんです。
どういうことなんでしょうか。
医師と患者が同じ病気でも患者には手術を薦め、医師自身は手術をしない?
なんか矛盾していますよね。
今回も公の場で暴露して話してくれた医師の先生方の意見をまとめてみました。
医者が病気になっても自分では受けたくない手術は?
●食道がん
今回暴露したA医師によると、A医師が40代の頃に食道がんの患者から「先生でしたらこの手術を受けますか?」と聞かれ、
A医師はすかさず「もちろん受けますよ」と答えたようなんですが、今では薦めないようなんです。
なぜなら、手術があまりにも身体への負担が大きく、手術のあと、患者の人生まで変えてしまうようなんです。
とくに首から上の手術をすると、人相まで変わってしまうようです。
また、B医師によると、食道がんの場合は、食道とリンパ節を切除して、胃を上に持ち上げて残された食道と繋ぎ合わせるため、
大手術になるので医者の腕によるところが大きいようです。
亡くなった歌舞伎役者の中村勘三郎のように合併症という恐れも出て来るようです。
最悪の場合、食べ物が食べられなくなったり、寝たきりになることもありえるようです。
こういうことにもかかわらず、単なる腕試し感覚で食道がんの手術をしたがる医師が少なくないようです。
こういう感覚で手術される患者はたまったもんではないですね。
手術後の死や後遺症などを考えると、医者自身は受けたくない手術のようです。
●前立腺がん・甲状腺がん
前立腺がんや甲状腺がんは進行が遅いので、手術をしなくてもそのまま人生を終えられるようです。
しかし、前立腺マーカーの数値がちょっと高いとすぐ「手術をしましょう」と言ってくる医者が多いようなんですが、
海外では手術のやりすぎではないか、という声が聞こえてくるようです。
●脳
脳動脈瘤
これも癌と同じように医者が受けたくない手術です。
脳ドックなどで「未破裂脳動脈瘤が見つかりました」と言われたら不安になり、
すぐ手術を受けなければと思ってしまうんではないでしょうか。
しかし、無理して手術をするほうがよほど危険なようです。
脳ドックの検査で脳に小さな動脈瘤が見つかることがよくあるそうです。
医者は患者に「破裂したら大変ですから手術をして取りましょう」と言う医者がいるようですが、
今回暴露している先生方はそのまま放置状態にするようです。
この手術による死亡率が5%に対して10年以内に破裂する確率が1~2%と言われているようです。
高齢者の場合、無理に手術をした場合とそのまま放っておいた場合、寿命がほとんど変わらないんではないでしょうか。
医者の言われたことを全部鵜呑みにして手術を受ければ、健康になるどころか寿命を縮めることになってしまいます。
手術を受ける前には慎重に考えてください。