前回の記事では恋愛依存症の症状などについてお伝えしましたが、
今回は恋愛依存症になってしまう原因についてお伝えしていきます。
ではどのような事が原因で恋愛依存症に陥るのでしょうか?
また、どのような性格の人がなってしまうのでしょうか。
■恋愛依存症になってしまう原因
1)幼少期の家庭環境
1.恋愛依存症の原因として、幼少期の家庭環境が関わっている事があります。
その一つとして両親からの暴力です。
今では「虐待」として取り上げられる事がありますが、全ての家庭で虐待として取り上げられる事はありません。
見えないところで子供に暴力をふるう隠れた虐待は多数あります。
その事がトラウマになってしまい 「結婚するなら両親のように暴力的ではないようにしたい!」「暴力を奮わない人と出会いたい!そしてずっと一緒にいたい!」 と、恋愛に対しての願望が強くなり結果として恋愛依存症に陥るのです。
2)幼少期の家庭環境
2. 続いて紹介するのは両親の「不仲」または「子供に関心を示さない」です。
不仲、例えば年がら年中喧嘩をしている、または様々な理由が重なり離婚まで至ってしまったと言う事が挙げられます。
そして、両親共々子供に対して関心を示さないと、子供も両親に対して幻滅する、子供も両親に関心を示さなくなります。
すると幼少期の経験が今度は自分自身の恋愛の価値観を変えていきます。
「私の両親のように喧嘩ばかりの家庭は嫌だ!彼といつも愛し合っている家庭が良い!」「私を大切にしてくれる彼が欲しい!
放置されるのは絶対に嫌だ!」 と言うように、他の人と比較しても大きく恋愛感情が異なっていってしまうのです。
3)幼少期の家庭環境
3.「家族がもともといない」と言う事です。
例えば何らかの理由で施設に預けられた、親戚に預けられた等があります。
両親、兄弟がいなく、独り身になりますと、歳を重ねるごとに子供の時に得られなかった「愛」を求めるようになります。
その影響からか、パートナーが見つかると異常な執着心を見せる、またはずっと一緒にいて欲しい等を感じてしまいます。
中にはパートナーを拘束したり、知らない人と歩いていると嫉妬で何をするか分からない、
また年がら年中連絡を取ろうとする人も見られます。
その 結果、恋愛依存症に陥ってしまうのです。
■どんな性格の人が恋愛依存症になりやすい?
1)自立できていない人
1つ目に紹介するのは「自立できていない人」です。
理由として「周囲に家族を含め誰かはいる」「家族に頼りがちになる」なるからです。
自立できない人の多くは実家住まいの人になります。
すると一部の時間を除いて、殆どの時間を家族と過ごす事になります。
それが習慣的になりますので、いざ一人暮らしをすると心細くなる、一人でいるのが寂しくなります。
その影響からか「誰かと一緒にいたい…」「常に誰かと一緒にいないと嫌だ!」と言うように変化していくのです。
そしてもう一つの「家族に頼りがちになる」と言うポイントです。
全てのことを家族に任せていると、いざ自分が一人になった時に決断が思うようにいかないことがあります。
それが慢性化すると、恋愛においても人任せになる、または恋人といないと何もできない状況に陥るのです。
2)熱しやすく冷めやすい
「あれ?また別れたの?」人によっては友達に1~3ヶ月と言う短い期間で別れてしまったと言う人がいるかと思います。
もしかしたら、あなたのまわりにもいるのではないでしょうか。
そのような人に限って1回ではなく、何回も同じ恋愛を繰り返している傾向があります。
かと言って付き合い始めるのが非常に早いのも特徴です。
このように熱しやすく冷めやすい性格は、恋愛依存症の原因になります。
最初は「この人は素晴らしい人だ!」と思って勢いで付き合いを始めます。
しかし、理想と違う、または嫌な所が少しでも見えると即座に別れてしまいます。
これは前回説明した原因として「家庭環境」が大きく関わっています。
そのため自分自身の理想になるまで、この状況に変化があるのは少ないでしょう。
3.人の意見に左右されやすい・優柔不断
「どうしようかな?…」 皆さんのまわり、もしくは友達の中に物事をなかなか決められない人、または人の意見に左右されて物事を決めてしまう人がいるんではないですか。
実はこの性格、恋愛依存症に掛かる原因になります。
人の意見に流されやすいと言う事は、パートナーの意見にも流されやすくなります。
つまり知らず知らずの内にパートナーに依存してしまい、自身の意見を強調する事がなくなります。
「この人に付いていけば良い」「この人といれば物事を決めてくれる」となり、その結果、恋愛依存症に陥ってしまうのです。
私達の性格も恋愛依存症に陥る原因が多いにあります。
すぐに修正するのは厳しいですので、まずは自身の性格を把握して恋愛依存症に陥らないよう気をつける必要があります。
次回も続けて恋愛依存症に陥る原因について紹介していきます。