ほうれい線が気になるから、笑わないようにしている・・・これは意外と、よく聞く話ですね。
笑うと、笑いジワができますよね。
これが、そのままほうれい線になってしまうのではないかと考えて、あまり笑わないようにしているということなんです。
笑うとほうれい線が目立ってしまうので、なるべく表情を変えないようにしている人もいるかもしれません。
しかし、この考え方は間違えで、なるべく笑わない、無表情の状態でいると、表情筋が衰えて、ますますほうれい線ができてしまうので、
注意です!
■笑うとほうれい線予防ができるの?
表情筋は、顔面にある筋肉です。
この筋肉が衰えてしまうと、支える力が失われて下にさがり、たるみが進行してしまいます。
だから、よけいにほうれい線が目立ちやすくなってしまうのです。
毎日表情豊かに生活する方が、ずっとほうれい線予防になるんですよ!
だから、どんどん笑いましょう。
パソコン作業をしている、デスクワークの人の場合、どうしても無表情でいる時間が多くなるかもしれません。
そういうときは、意識的に表情筋を動かす「顔面体操」の時間をつくることが大切です。
大きく口を開けて「あ、い、う、え、お」と口を動かす方法が、ほうれい線対策としてまず実行したいです。
そのほかにも、頬を膨らませて動かす「空気うがい」も、ほうれい線にとって有効です。
■ほうれい線対策のメイクは?
メイクでほうれい線を目立たないようにする、というちょっとした心遣いもおすすめします。
ほうれい線対策のメイクとしておすすめなのが、チークです。
チークは、頬の上につけるものなので、小鼻の横から口元にできる「ほうれい線」とは関係がなさそうな気がします。
でも、ほうれい線対策を考えてメイクをするとき、チークは一番大切なんですよ。
チークを頬骨よりも下の位置に丸く入れていませんか?
こうすると、チークの明るい色と対照的に、ほうれい線の影が目だってしまいます。
ほうれい線のことを気にするのなら、チークはやや高めに入れるようにしましょう。
頬骨の高いところから、こめかみに向かって、サッとのせるようにします。
ほうれい線から視線をそらすことができて、顔の印象が上向きになりますよ。
■ほうれい線は、夕方に目立ちやすい?
ほうれい線は、夕方に目立ちやすいという特徴があります。
どうしてこうなるかというと、乾燥のせいで、深くなったほうれい線に、ファンデーションが溜まってしまうせいなんです。
これを防ぐために、朝、スキンケアのときに、保湿をしっかりするようにしましょう。
ベースメイクは薄めに仕上げるようにします。
クリームやファンデーションをのせるときは、頬にぷうっと空気を入れつつ、塗るようにしましょう。
こうすると、溝の中までしっかり伸ばすことができて、ファンデーションの溜まりを防ぎやすくなります。
ほうれい線は、あるだけですごく目立ってしまうし、見た目年齢も上げてしまうものです。
メイクを工夫して、少しでも目立たないように気をつけたいですね。
なるべくたくさん笑うようにして、表情筋を鍛えて、根本から改善する努力も忘れないようにしてください。