脳の疲れの回復に役立つ食べ物をご紹介します。
脳も体の一部。 使いすぎると、疲れてしまいます。
そして、回復させるためには、必要な栄養素を摂取することが大切です。
■脳の疲労を回復させてくれる食べ物
●[青魚で疲労回復]
「脳が疲れたな・・・」と思ったら、おすすめなのが、青魚です。
DHAやEDAなど、脳に良いと言われる成分は、疲労回復に効果があります。
DHAは目の働きにも関係しているんです。 脳はもちろんのこと、眼精疲労の回復にも効果があるんですよ。
勉強し過ぎた、仕事し過ぎた、目を酷使してつらい・・・というときは、青魚で栄養をチャージしましょう。
目の疲れと脳の疲れは直結していますので、この両方に効く青魚は、ぜひ食べたい食材です。
しかも青魚の成分は、加熱しても失われにくく、摂取しやすいのが嬉しい点です。
青魚にも、ビタミンB1が、かなりたくさん含まれています。 魚由来のカルシウムもあるので、精神的なイライラをおさえて、ストレスを緩和してくれます。
●[ブルーベリーで疲労回復]
ブルーベリーにはアントシアニンというポリフェノールが含まれています。
抗酸化作用が高く、疲労回復に効き目をもたらしてくれます。
ブルーベリーは目に良い食材としても知られていますね。
果物に含まれる酵素は、体の疲労回復を促してくれます。
年齢を重ねるごとに、酵素の産生量は減っていってしまうものです。
普段から積極的に補給して、酵素不足にならないようにしたいですね。
酵素は他の食べ物と摂取すると、消化に負担がかかるので、食前に摂ると良いと言われています。
食前に果物を食べると、酵素の影響で、そのあとに食べる食事が消化しやすくなります。
食事と一緒に摂ると、その消化のはたらきが失われるのはもちろん、酵素そのものの消化も、スムーズに行われなくなると言われています。
食後にデザートをとるなら、果物以外にすると良いかもしれません。
●[チョコレートで疲労回復]
脳のエネルギー源というのは、ブドウ糖だけなんです。
しかし、ブドウ糖という形で、体内に留めておくことはできません。
疲労すると、チョコレートなどの甘いものが欲しくなりますよね。 これは生理現象と呼ばれます。
疲れたときのために、チョコレートなどのお菓子に持ち歩くという人もいます。
同時通訳者など、頭を常にフル回転しないといけない職業の人は、常に携帯しているという、話しも聞きます。
しかし、お菓子などを摂取し過ぎると、脂肪分も摂りすぎてしまいます。
また、ブドウ糖からエネルギーをつくるにはビタミンB1が必要になります。
ですから、摂りすぎてしまうと、ビタミンB1が消費されてしまいます。
そして、必要なときに、足りなくなってしまって、かえって疲労感が増してしまう、なんてことにもなりかねません。
疲労回復のために甘いものを食べるときは、バランスを考えるようにしましょう。
くれぐれも、摂りすぎには注意したいものです。