ペパーミントはメントールのさわやかな香りが良いですね。
暑い夏の季節には、爽快な気分にさせてくれるはずです。
ところでペパーミントっていったいどんな草なんでしょうか。
想像したことがありますか。
また、からだにどんな効果をもたらしてくれるんでしょうか。
今回はペパーミントの効能についてお伝えしていきます。
■ペパーミントってなに?
ペパーミントは、ヨーロッパ原産のシソ科ハッカ属の多年草です。
日本では「西洋ハッカ」と呼んでいます。
また、ミントには多種多様な種類があるんです。
ハーブティーに利用されているのは、ペパーミントのほかに、アップルミント、スペアミントがあります。
ペパーミントは、ガムやキャンディーの香りづけによく使われていますね。
歯磨き粉の材料にも使われていることが多いです。
アロマテラピーとしても使われることが多いハーブです。
現在では、ペパーミントの精油に強い殺菌力があることから、病原性大腸菌O157に有効として、注目されています。
■ペパーミントティーの効果は?
ハーブティーとしてのペパーミントは、効能として、胃腸のトラブル改善が挙げられます。
食欲がないときに飲むと、胃腸を穏やかにしてくれます。
また、ペパーミントの香りで、口の中がさっぱりしますね。
そして、ペパーミントティーには鎮静作用もあります。
不安、緊張、イライラしたときなど、精神が不安定になったときに、ペパーミントティーを飲むと、心が穏やかになります。
リラックスしたいときに、ペパーミントティーはおすすめです。
さらに、抗菌作用や抗炎症作用も期待することができます。
せき、のどの痛みなどの呼吸器系のトラブルにも効果があります。
また、風邪の初期症状の緩和に効果があります。
その他にもペパーミントティーには、以下の作用があると言われています。
●鎮静作用
頭痛や生理痛などの痛みを緩和してくれます。
●抗菌作用
虫歯などの歯の痛みの緩和に効果が期待できます。
●胃を鎮める
胃の神経の末端を麻痺させるので、乗り物酔いや吐き気の予防に役立つとされます。
■ペパーミントを使ったレシピ
[あんずとトマトを使ったペパーミントサラダの作り方]
[材料]
あんずのコンポート適量、ミニトマト適量、ペパーミント適量、オリーブオイ大さじ2杯、ワインビネガー大さじ2杯、あんずのコンポートのシロップ小さじ1杯、塩・こしょう少々
「あんずのコンポート」というのは、ドライアプリコットを使用したコンポートのことです。
ドライフルーツをシロップとなじませてつくります。
瓶詰めから約2カ月間、じっくりと寝かせます。
生の果実とは違う、味がぎゅっと閉じ込められた美味しさが特徴です。
[作り方]
1)オリーブオイル、ワインビネガー、あんずのコンポートのシロップ、塩・こしょうを混ぜ合わせます。
2)あんずのコンポートの果実とミニトマト、ペパーミントとあえて、完成です。
あんずのコンポートにドレッシングをあえれば、カンタンなサラダにもなります。
気軽に作れて栄養がたっぷり入っています。
ペパーミントは、ガムやキャンディーの香りづけとしておなじみですが、ハーブティーとして飲んでも良いものです。
ペパーミントの殺菌作用、利尿作用、鎮静作用なども得られるので、夏場の健康維持におすすめですね。