ハーブには多種多様な品種がありますね。
それぞれのハーブには健康に良い成分が含まれていて、からだを助けてくれます。
その中でも特に健康、病気、お肌に良いと言われているハーブがあります。
それがローズヒップなんです。
今回はこの最強のハーブ、ローズヒップについてお伝えしていきます。
■ローズヒップってなに?
ローズヒップはドッグローズの実から取れるハーブです。
ビタミンA、B、C、D、E、Kなど、いろいろなビタミンを含み、「ビタミンの爆弾」とも呼ばれています。
その中でも、ローズヒップにはビタミンCが豊富に含まれています。
ローズヒップのビタミンC含有量は、レモンの約10~20倍と言われています。
■効果は?
アルコールを飲みすぎる人、ストレスをためやすい人、紫外線を浴びやすい人は、ビタミンCの消費量が多いです。
消費し過ぎたビタミンCを摂取するためにも、ローズヒップティーを飲むようにすると良いですね。
また、ローズヒップは、メラニン色素の生成を防ぎ、しみの予防にも役立ちます。
コラーゲンの生成を促し、肌の弾力を保ち、美肌、美白効果をもたらしてくれます。
ローズヒップティーは、甘い香りで、ほどよい酸味があります。
夏の水分補給にはぴったりですね。
ただ、長期、過剰に飲み続けると、お腹を下してしまうおそれがあります。 飲み過ぎには注意しましょう。
■飲み方は?
ローズヒップティーの美味しい飲み方をご紹介します。
[ローズヒップティーのはちみつレモン]
ローズヒップとレモンの酸味がさわやかな飲み物です。
[材料]
ローズヒップティーパック1個、熱湯適量、はちみつレモン漬け
[作り方]
1)はじめにはちみつレモン漬けを作ります。 キレイに洗った国産レモンを輪切りにしてはちみつにつけます。
ビンに入れて時々ふりましょう。 出来上がったはちみつレモンは、冷蔵庫で保存してください。
2)カップにローズヒップティーのティーパックとお湯を注ぎます。
3)はちみつレモン漬けの輪切りと漬け汁をお好みで加えて、できあがり。
ミントを加えるといっそう綺麗になります。
(イチゴ&ローズヒップのジャム)
栄養豊富なローズヒップを身ごと食べられるジャムです。
イチゴジャムのなかに入れれば、いっそう美味しく食べられます。
ビタミンCが豊富なので、朝食のパンに付けて食べるようにすれば、紫外線予防対策にもなりますね。
(材料)
イチゴ270g、はちみつ270g、レモン果汁大さじ1、乾燥ローズヒップ(ローズヒップティーのティーパックでも可)
(作り方)
1)イチゴはヘタを取ってシリコン鍋に入れ、はちみつとレモン果汁を加えます。
2)フタをして500Wで約4分間、レンジで温めます。
3)はちみつが解けてゆるくなるので、一度かき混ぜます。
4)フタをしないで再び500W、10分間、レンジで温めます。
5)一度取出し、混ぜ合わせます。 イチゴをフォークなどでざっくりかき混ぜましょう。
果肉っぽさを残したい場合は、潰しすぎないように注意です。
6)再びフタをしないで500W、10分間レンジで温めます。
7)熱いうちにローズヒップを入れて混ぜ、果肉をフォークなどで崩します。
8)ある程度冷まして熱がさめたら、、ビンに移して冷蔵庫保存します。
ビタミンCたっぷりの、おいしいジャムのできあがりです!
ローズヒップには体に良い成分がたくさん含んでいます。
健康のためにもおすすめしたいハーブの一つです。