なにかとストレスが多い夏だからこそ、カモミールティーのリラックスパワーで体をリフレッシュさせるのはいかがでしょうか?
夏は意外と冷えています。
外は暑いですが、部屋の中に入ると冷房がきつく効いているので、体を冷やしてしまいがちなのです。
体を冷やさない服装を心がけるのと同時に、カモミールティーで体をあたためるようにすると良いですね。
ところでカモミールティーはいったいどんな効力があるんでしょうか。
今回はカモミールティーの意外な効果についてお伝えします。
■カモミールティーは健康に意外な効果をもたらしてくれる?!
カモミールは安眠効果もあるので、寝苦しい夜に備えて飲むようにすると、ぐっすり眠れるようになります。
そして、カモミールティーには安眠効果のほかにも、口臭予防、風邪予防にも効果があります。
また、アンチエイジングに効く抗酸化効果があることも分かっています。
カモミールの効能について、詳しく見てみましょう。
カモミールの効用
[風邪の改善と生理痛の緩和]
カモミールには、体をあたためて発汗させる作用があります。
ヨーロッパでは、子供が風邪をひいたとき、初期症状を緩和する薬茶として、カモミールティーを飲ませる習慣があります。
体があたたまり、血行が良くなるので、生理痛を癒す効果もあります。
[安眠効果]
カモミールの花に含まれる精油には、神経を沈めてリラックスさせるはたらきがあります。
そのため安眠効果があり、疲労回復にも効果を発揮してくれます。
[抗炎症作用]
粘膜の炎症を沈めてくれる精油成分であるアズレンには、炎症を鎮めるはたらきがあります。
口腔粘膜から食道、胃腸までの消化器系の粘膜の炎症を抑えるのに役立ちます。
口臭は、歯肉炎など口の中の炎症が原因となることが多いです。
その場合、カモミールティーを飲んだり、少し冷ましたカモミールティーをしばらく口に含んだりしておくと、歯肉炎と口臭の予防に効果を発揮してくれるのです。
[抗酸化作用]
カモミールティーの抗酸化作用が注目されています。
がん予防にカモミールティーが役立つとして、テレビで取り上げられたのをきっかけとして、カモミールティーの抗酸化作用は注目されています。
カモミールには、フラボノイド色素であるアビゲニンが含まれており、これに抗酸化作用があるのです。
どのくらい飲めば効果がでるのかというのは、不明な点もあります。
しかし、アピゲニンという成分には、生活習慣病や、アレルギーを引き起こす活性酸素を抑えてくれる効果があることは明らかになっています。
カモミールティーは、健康のために、ぜひ飲みたい飲み物ですね。
カモミールには種類がある?
カモミールと一口に言っても、いくつかの種類があります。
ハーブとしては、ジャーマン種とローマン種の2種類があります。
ジャーマン種は甘く、口当たりが良いのが特徴。
ローマン種は苦みがあります。
ハーブティーとして飲むときは、ジャーマン種がおすすめです。
カモミールティーが苦手、と思っている人は、もしかしたらローマン種を飲んでいることが原因なのかもしれません。
もしローマン種を飲んでいましたら、ジャーマン種を試してみてください。
意外と美味しいかもしれませんよ。