お盆玉って聞いたことがありますか。
また日本で新しい習慣が始まろうとしていますね。ようするにお年玉のお盆版なんですね。
これが意外や、すでにこの習慣が江戸時代から行われている地域があるんです。
びっくりしましたね。
この習慣が徐々に全国的に広まっているようなんです。
子ども達にとっては嬉しいことですね。
今回はこの「お盆玉」について説明していきます。
お盆玉ってなに？
お盆玉ってなんだろう？と初めて聞いたというひとからすれば、また最近できた文化だな、と思うかもしれませんが、
実はちゃんとした歴史があるんです。
お盆玉とは、お正月に子供がもらうお年玉と同じように、夏のお盆に孫や親せきの子供たちにあげるおこずかいのことです。
基本的には夏のお年玉ですね。
お盆玉の風習はいつから？
このお盆玉の風習は江戸時代から山形県の一部地域から始められ、丁稚奉公に出された子供のために、その見返りとして、
夏に下駄や衣類をあげる風習が続きました。
当時はお金を貰う習慣がありませんでした。しかし、昭和初期あたりからは、おこずかいをあげるようになりましたが、全国的には普及しませんでした。
しかし、いまではこのお盆玉の習慣の需要を見込んで、お盆玉に関わる商品開発を企業が行っているようです。
その一つがお盆玉袋なんです。
誰があげるの？
今ではお盆玉を何気なく渡してあげるおじいちゃんやおばあちゃんが多いんだそうです。
密かなブームになってきましたね。
金額の相場は？
相場はお年玉と同じように特に決められていません。
お年玉より少し少なめが多いようです。
また、「お盆玉」のかわりに、プレゼントを渡してあげる傾向も増えているようです。
金額の相場は大体このようになっています。
●小学生 1000円～5000円
●中学生 3000円～5000円
●高校生 5000円～10000円
お盆袋はどこで買うの？
このお盆玉袋、2014年から郵便局で買うことができるんです。
6種類ものお盆玉袋が揃えられています。
郵便局以外でも楽天やヤフーでもネットで買うことができます。
もう、いろいろな種類のポチお盆玉袋が売られていますよ。
その他でも大きな文具店、デパートなどに行けば買うことができます。
いつ渡す？
お盆は一般的に8月15日を目安とされています。多くの人達が帰省するのは1週間前あたりからでしょうか。
ですから8月13日～8月16日あたりに渡してみてはどうでしょうか。
この習慣が定着すれば、子供たちは1年に2回もおこずかいを貰うことができるんですね。
子ども達にとっては嬉しい誤算ですね。
そして、もしかしたら田舎のおじいちゃん、おばあちゃんにとってもうれしい習慣ではないですか。
なぜなら、可愛い孫におこずかいをあげる理由ができたんですから。
単にお金だけを渡してはよくないですからね。
今後、この習慣もだんだん浸透していくのではないでしょうか。