深川八幡祭りは神田祭、山王祭と並んで江戸三大祭りの一つとして数えられ、約370年の歴史を誇っています。
また、この「深川八幡祭り」は水掛け祭り」ともよばれているんです。
なぜ「水掛け祭り」とよばれているかというと、沿道で見物している観客が、水を掛けて神輿を清めたり、
神輿の担ぎ手のからだを冷やすことから、「水掛け祭り」とも言われているんです。
うっかりしていると、観客まで水を被ってしまうことがよくあります。
本祭りは3年に一度行なわれていて、今年は陰祭りにあたります。
陰祭りの今年は、子供たちによるお神輿の連合渡御が行われます。
今回は深川八幡祭りについてまとめてみました。
深川八幡祭り2016陰祭り日程
開催日時: 2016年8月12日(金)~8月15日(月)
時間:9:00~20:00
会場:富岡八幡宮
来場者数: 30万人
[交通・アクセス]
電車:
・東西線 「門前仲町」駅より徒歩3分門前仲町駅 徒歩3分
車:
・首都高速箱崎インターチェンジより10分
・首都高速木場ランプより5分
・首都高速枝川ランプより7分
見どころは?
今年は陰祭りに当たり、大人神輿は出ないんです。
その代わりに今年の主役は、深川八幡祭りを引き継いでくれる次世代を担う子供たちです。
子ども達による神輿連合渡御があります。
本祭りに行われる大人神輿の連合渡御とおなじように、各町の子供みこし数十基が一堂に集合し、
町を練り歩きます。
大人神輿顔負けの粋な晴れ姿をみせてくれます。
また、大人と同じように水も掛けられ、それでも元気よく神輿を担ぐ子供たちの姿は、なんとも微笑ましく映ります。
その他にも、境内では様々な奉納行事が行われます。
太鼓や雅楽、お琴の演奏や、少林寺拳法や空手の演武、また、能や歌謡ショーなど、いろいろなイベントが用意されています。
屋台は?
屋台は富岡八幡宮周辺にたくさん出店しています。
少なくとも200店くらいは出ていますね。
ありとあらゆる食べ物が売られています。
また食べ物だけではなく、遊戯とか遊べるお店もあります。
いろいろなイベントを見学した後に屋台で好きな食べ物を買って、お祭り気分を楽しんでみてはどうですか。
陰祭りって?
本祭りが隔年ごとに行われる場合,その例祭のない年に行われる簡素なお祭りのことです。
陰祭りでは大人神輿はでません。
ですから、今年の「深川八幡祭り」は陰祭りにあたって、大人神輿を見ることができません。
その代わりに子供神輿が出ます。
深川八幡祭りの本祭りはいつ?
今度の本祭りは2017年です。
平成24年の本祭りでは、天皇陛下と皇后陛下が神輿連合渡御をご覧になりました。
3年に1度、八幡宮の御鳳輦が渡御を行う年は本祭りと呼ばれて、大小あわせて120数基の町神輿が担がれ、
その内の大神輿だけの54基が大集結して、連合渡御する光景は「深川八幡祭り」にしかありえないというほどの光景です。
ここには日本―の黄金大神輿の宮神輿があります。
本祭りには、氏子各町会の神輿、50数基が深川の氏子各町を1周する約8㎞のコースを練り歩きます。
担ぎ手と観客を合わせると50万人の人出があり、担ぎ手と観客が一堂になって盛り上がりをみせてくれます。
お祭りの好きな人はぜひ一度「深川八幡祭り」の雰囲気を味わってください。