毎年行われる「戸田橋花火大会」は荒川をはさんで対岸の東京の板橋区が開催する「いたばし花火大会」と同時開催されます。
同時開催によってお互い相乗効果をもたらしてくれるんです。
花火大会はほとんど単独で行われていますが、例えば「戸田橋花火大会」と「いたばし花火大会」のように同時開催されるところに、
「玉川花火大会」と「川崎花火大会」が多摩川を挟んで行われていますね。
見物客にとっても好都合ではないですか。
今回は戸田橋花火大会の日程、見どころ、屋台情報などをお伝えしていきます。
戸田橋花火大会日程
開催日時:2016年8月6日(土)
時間:午後7:00~8:30
会場:荒川戸田橋上流戸田市側河川敷
打ち上げ数:12000発(いたばし花火大会共)
人出数:45万人
交通:
JR埼京線戸田公園下車 徒歩20分
シャトルバス運行:戸田公園~蕨駅
運行日時:8月1日
● 戸田公園発 午後4:00~午後10:15 (埼京線の高架下)
● 蕨駅発 午後4:00~午後10:00 (蕨駅西口)
[戸田橋花火大会の由来]
戸田橋花火大会は昭和26年に初めて開催されました。
なぜ板橋区と共同開催することになったのかというと、昭和25年に戸田町と板橋区との境界変更が成立したことによって戸田町の商店組合などの有志達が板橋区に花火大会の協力をお願いしたことから始まりました。
昭和35年の10回大会までは、板橋区も「戸田橋花火大会」という呼び名で開催していましたが、11回大会から「区民納涼花火大会」となりました。現在では「いたばし花火大会」として戸田と共同開催をしています。
見どころ
この花火大会の特徴は、花火を見ている場所と打ち上げられる場所と一体感が感じられ、まるで頭上で花火が開いている感じを受け、
花火の音も体に伝わってきます。
打ち上げられる花火も他の花火大会と違って、メリハリをつけて打ち上げられているんです。
花火の最後にはウルトラスターマインが見られ、息をのみ込む感じになり拍手を送りたくなる感じです。
屋台は?
今まではこの「戸田橋花火大会」では土手下の道路沿いから駅の方まで約300店の屋台が出ていたんですが、
去年から屋台の数が極端に減ってしまって、約80店になってしまったんです。
本当に残念です。花火と屋台を楽しみにしている人たちがたくさんいると思いますが、警備上の問題があるようなんですね。
しかし、何もないよりはましだと思いますので、花火を見る前、見た後は屋台を楽しんでください。
80店しか出ていませんが、選び抜かれた屋台だと思いますので、どれも美味しいと思います。