毎年7月に行われる朝顔市。
この入谷の朝顔市が開催されると夏の季節がなんとなく感じられるんですね。
浴衣姿で来ている人達も多く、お祭り気分を味わうことができます。
たくさんの朝顔業者がきれいな朝顔を並べて売っています。
また、屋台もたくさん出ていて、下町の雰囲気をたっぷり味わうことができ、
楽しく過ごすことができますよ。
今回はこの入谷の朝顔市についてお伝えしていきます。
[入谷朝顔市とは?]
今年で67年目を迎える入谷朝顔市。
この入谷の朝顔市が知れ渡ったのは、江戸時代末期の頃といわれています。
最初は隣の御徒町で朝顔が栽培されていたのが、時代とともに入谷の植木屋が栽培するようになったようです。
明治の中ごろになると、その出来ばえの良さから、鑑賞用として広く知れ渡るようにになりました。
絶頂期の頃は、花粉の交配によってなんと、1000種類もの朝顔が花を咲かせたといわれています。
その後、大正時代に一度入谷から姿を消した朝顔ですが、戦後に朝顔愛好会により復活し、
ふたたび朝顔市として今の入谷に姿を取り戻すこととなりました。
江戸時代から江戸っ子には夏の風物詩にはなくてはならない朝顔市として、現在に至りました。
この朝顔市は毎年、3日間開催されます。
入谷朝顔市2016年夏の風物詩日程
日時: 2016年7月6日(水)・7月7日(木)・7月8日(金)
人出: 毎年40万人
[交通・アクセス]
・JR山手線・京浜東北線「鶯谷」駅より徒歩5分
・東京メトロ日比谷線「入谷」駅より徒歩1分
屋台は?
この日本最大級の朝顔市には、言問通りの両サイドに120軒の朝顔業者と約100店の屋台がずらりと並んでいます。
夕方までは屋台は歩道側でしか楽しむことができませんが、夕方、5時から言問通りが通行止めになり、
道路側に面した屋台も営業を始めます
言問通りが通行止めになると、たくさんの人達が道路に座って屋台で買った美味しいものを食べていますね。
ところで屋台の時間帯なんですが、歩道側に面している屋台は、夜中の2:00頃まで営業しているんです。
道路側は21:00頃に片付けてしまいます。
この入谷の朝顔市には家族、会社帰りの人、学生など様々な人たちが訪れていますが、
やはりみなさん屋台を楽しみたいような感じですね。
時間がありましたらぜひ、行ってみてください。
楽しいですよ。
朝顔市には雨が多い?
どういうわけだか、この朝顔市の3日間の間に1日は必ず雨が降るんですね。
雨が降ると楽しさも半減してしまいます。
この3日間の間の天気を確認したほうが良いと思います。
お薦めの時間帯は?
やはり、朝顔と屋台を楽しみたいのであれば、夕方以降をお勧めします。
夕方5:00までは車道が通行止めにならないため、歩道を通らなければなりません。
夕方5:00を過ぎると一斉にに通行止めなり、車道も歩くことができ、のびのびした感じで楽しむことができます。
お祭りという雰囲気が味わえますね。
どうか楽しい朝顔市を楽しんできてください。