このイースターが近づいてくるとヨーロッパの人達は、近距離旅行を
家族で計画している人達が多いんです。
なぜなら、イースターはヨーロッパでは祝日になるんですね。
聖金曜日から月曜日まで休めるんです。
このイースターはクリスマスの次に大事な日とされています。
日本の場合はあまり関係ありませんが、いろいろなお店でウサギを模ったお菓子を
販売していますね。
今回はこのイースター(復活祭)についてお伝えしていきます。
2016年の復活祭(イースター)
2016年の復活祭(イースター)は2016年 3月27日(日)です。
[復活祭(イースター)はどのようにして毎年決めるのか]
イースター(復活祭)の日にちの決め方は「春分の日を終えた後の、最初の満月の次の日曜日」に定められているんです。
毎年、日にちが変わってしまうんです。
カトリック教徒は「復活祭」と言い、プロテスタント教徒は「復活日」と言っています。
日にちは変わっても、必ず日曜日が入ってお祝いされます。
春の訪れを喜び合う意味もあるんです。
ヨーロッパのほとんどの国は聖金曜日から月曜日まで祝日になります。
(今後の復活祭)
● 2017年 4月16日
● 2018年 4月1日
● 2019年 4月21日
● 2020年 4月12日
復活祭とは
十字架にかけられて死んだイエス・キリストが3日後に復活したことを記念する日です。
キリスト教において最も重要な祭日。
(卵)イースターエッグとは?
卵が使われる理由については、イエス・キリストが復活した日である復活祭の休日に春を祝うためにも作られた卵で、
卵から新しい生命が生まれ出ることから、死からの復活のシンボルとされています。
[なんで赤く染められる?]
赤く染められる事が多い理由として、赤い色は十字架上で流されたキリストの血の色と、血は生命を表すことから、
復活の喜びを表すとされているんです。
赤は、卵で表現されるように、キリストの血によって人類が救われることを意味し、
またキリストの血によって人類が復活することを表しています。
卵そのものが復活のシンボルなんです。
しかし、現在は卵には自由に色とりどりに描かれています。
この隠された卵は、復活祭の日曜日の早朝に、子供たちが隠された卵を見つけ出します。
うさぎは豊穣・繁殖のシンボル
イースター・ラビットの復活祭のウサギは西欧だけの習慣であり、ウサギは豊穣・繁殖のシンボルとして春には祝福されています。
16世紀から17世紀にかけて定着したもので、英語圏やドイツでは、ウサギを模ったチョコレートが作られています。
元来、ウサギは主として繁殖、繁栄のシンボルとして、また春分で豊穣を祈る文化と組み合わさって、
たまたま用意されたものが卵だったようです。
ドイツでは、オースターフラーデンという円形のパンを食べます。
パンの生地をウサギの形に作ると、オースターハーゼ(Osterhase)、イースターうさぎになるんです。
ヨーロッパではイースターの時期になると、各家庭でウサギの形をしたパンを作っているんです。
そして、復活祭の時に食べるようです。
イースターに間に合うように子供さんにウサギのパンを作ってみてはどうですか。