毎年開かれる王子初午祭(凧市)
去年は三の午までありましたが、今年は二の午までの二回開催されます。
しかし、王子稲荷神社では初午に凧が売られるんですね。
どうしてなんでしょうか。
今回はこの初午と凧市についてお伝えしていきます。
[2016王子初午祭(凧市)はいつ?]
日時: 一の午 2016年2月6日(土)
二の午 2016年2月18日(木)
場所: 王子稲荷神社 (10:00~18:00)
アクセス: JR王子駅 徒歩8分
都電荒川線「王子駅前駅」徒歩10分
東京メトロ南北線「王子駅」徒歩10分
※ 道路での屋台は20:00まで営業しています。
凧も20:00まで買うことができます。
例年、初午・二の午の2日間だけで約5万人の人出。
[なんで初午に凧が売られているの?]
「凧市」は、江戸時代からの行事として行われていて、
当時、江戸の町はよく火事に見舞われ、風が大火事につながるということから、
風を切って上る凧を火事除けのお守りにと、
庶民が王子稲荷神社の奴凧を「火防の凧(ひぶせのたこ)」として
買っていったことから始まったんです。
それ 以来、凧市は江戸の伝統行事とされ、
初午に王子稲荷で凧も売られるようになりました。
奴凧を祀ると火難を逃れ、無病息災、商売繁盛にご利益があるとして、
この「火防の凧」(ひぶせのたこ)を授かるために、
早くからたくさんの人が訪れています。
また、江戸時代には王子稲荷は江戸の名所として絵画に描かれ、
あの有名な歌川広重は『名所江戸百景』において王子稲荷を描いています。
[屋台は?]
屋台は稲荷神社の階段を降りたところから始まり、
通行止めになっている道路には約120~130店位の屋台が出ています。
いろいろなお店が出ていて、夜の20:00まで営業しています。
今年は初午が2月6日の土曜日に当たるため、例年より人の出が多くなるんでは
ないですか。